...その言葉が特別に園に縁遠い言葉としてかえっていつまでも耳底に残った...
有島武郎 「星座」
...バビロニアの僧侶ベロスース(Berosus)の言葉として伝えられているところでは『始めにはすべてが闇と水であった』ことになっている...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...神の言葉として是は勿論追従の言葉ではない...
内村鑑三 「聖書の読方」
...大臣の言葉としてはそうでしょう」と...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...愚かな日本民族の持つ唯一の別離の言葉として...
田中英光 「さようなら」
...実際言葉としては二つの間に何も根本的な区別はなかったのだ...
戸坂潤 「科学論」
...まして通俗に世間で人間の道徳的評価の言葉として使うようにさえ見える所謂「ジャーナリズム」なるイズム(?)などは...
戸坂潤 「思想としての文学」
...文学という言葉として高く買われていいだろうと思う...
戸坂潤 「認識論としての文芸学」
...ただ一つの感謝の言葉としてあまり注意も払わなかったのは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...すなわちアイヌ人には言葉としては「シャ」でも「サ」でも同じことで...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...言葉としては云わなかったが...
本庄陸男 「石狩川」
...」年下の少年からいわれた言葉としては...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...またはあるときは全く言葉としては書かれていないことがあっても...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ずいぶん含みのある言葉としてうけとられる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...* シャルル八世の言葉として伝わっている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その最もひどい罵りの言葉として...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あれから先へ片づけろ」これを合言葉として...
吉川英治 「三国志」
...道元はこれらのことを「学人」に対する言葉として残している...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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