...ちょっと家へ帰って参ったんです」芝山の言葉つきが...
海野十三 「地獄の使者」
...言葉つきにどことなく自ら卑下したところがあった...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...そのせいか言葉つきも東北の方言と違っていて...
太宰治 「新釈諸国噺」
...同じお百姓さんでも、山浦といへば、大きな山の裾野(すその)の、本場のお百姓さんですから、私の村のお百姓さんたちにくらべると、姿かたちから、言葉つきまで、がつしりした力が感じられました...
土田耕平 「柿」
...言葉つきから挙措物腰まで静かで...
豊島与志雄 「幻覚記」
...もうお前なんて言葉つきをしないように頼んでおいたのにとか...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...言葉つきの卑下しているところや...
中里介山 「大菩薩峠」
...言葉つきはまるで大人(おとな)である...
夏目漱石 「夢十夜」
...ものの食ひ振りやら言葉つき...
牧野信一 「早春のひところ」
...服装でも、言葉つきでも、住居でも、まるで違っていて、ロシアのブルジョア地主は自分たちが搾っている農民を軽蔑して「野蛮な熊」と呼んでいた...
宮本百合子 「今にわれらも」
...京都の女の人は大てい言葉つきから或る親しみが感じられるが...
室生犀星 「京洛日記」
...まっすぐな言葉つき...
山本周五郎 「青べか物語」
...言葉つきは舌ったるく...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...しっかりした言葉つきで続けた...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...言葉つきで武家だとわかった...
山本周五郎 「新潮記」
...舌ったるい言葉つきや...
山本周五郎 「風流太平記」
...動作も言葉つきもごく静かな...
山本周五郎 「風流太平記」
...という言葉つきには...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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魚の水を得たるが如し 古廟 底意のある
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