...仕事の「言上」があってから、提案書を作成することになった...
...あの役員は、毎回「言上」をする時間を大切にしている...
...「言上」書類には、必要な情報が全て詰まっている...
...今日の会議で、彼女は新しいプロジェクトの「言上」をした...
...私たちは、上司からの「言上」を受けてから計画を立てることにしている...
...私の量見を言上致しますと...
芥川龍之介 「邪宗門」
...燕も何かたいへんよい事をしたように思っていそいそと王子のお肩にもどって来て今日(きょう)の始末をちくいち言上(ごんじょう)におよびました...
有島武郎 「燕と王子」
...商人が客に対して捧呈すべき御挨拶を言上せしところが...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...未練気もなく将軍家に言上なさいましたので...
太宰治 「右大臣実朝」
...としんから恐縮し切つて居られる御様子で汗を流して言上なさいましたが...
太宰治 「右大臣実朝」
...わざわざ殿へ言上するなんて...
太宰治 「新釈諸国噺」
...石田治部少輔を経て言上(ごんじょう)に及び...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...特に知己諸君に之を言上する...
土井晩翠 「「雨の降る日は天氣が惡い」序」
...おもてなしにあずかった御禮を言上にね! もとより百も承知でさ! アレクセイ・イヴァーノヴィチ...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...幕いよいよ明かんとする時畠山古瓶以前は髯むぢやの男なりしを綺麗に剃りて羽織袴(はおりはかま)の様子よく幕外に出でうやうやしく伊井一座この度鴎外先生の新作狂言上場(じょうじょう)の許(ゆるし)を得たる光栄を述べき...
永井荷風 「書かでもの記」
...将軍はあわを食って東帰を言上した...
服部之総 「新撰組」
...お詫び言上に罷り出ました...
久生十蘭 「魔都」
...阿部権兵衛が助命のことを折りがあったら言上しようと思ったが...
森鴎外 「阿部一族」
...御当代に宿望言上いたし候(そろ)に...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...当座のお詫びを言上(ごんじょう)つかまつりましたところ...
山本周五郎 「日本婦道記」
...「言上(ごんじょう)すべき大事な御用があって伺候した...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...お詫びを言上する...
吉川英治 「私本太平記」
...兄尊氏もいずれごあいさつにまかり出でましょうが、ひとまず、花山院の御旧居へ、直義、ご案内つかまつりまする」と、言上した...
吉川英治 「私本太平記」
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