...武男はただ夜ふかししゆえとのみ言い紛らしつ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...ただ頭痛とのみ言い紛らしし伯母がようすのただならぬも深く蔵(かく)せる事のありげに思われて...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...あわてて斯んな事を言い紛らしますが...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...何かと苦しそうに言い紛らしていた...
堀辰雄 「ほととぎす」
...いろいろに言い紛らしまして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...言い紛らして衣服などを持たせてよこした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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