...彼女はいつも言々句々言ってるけど、どうでもいいことばかりだよね...
...あの人は自分に自信があって言々句々話すから、説得力があると思う...
...話が進まないから言々句々言っても仕方がないよ...
...話の流れに合わせて言々句々を使い分けることが大切だ...
...誰もが言々句々を使いこなせるわけではないので、練習が必要だ...
...それほど私はあのお便りの言々句々が好きなのである...
太宰治 「散華」
...家でもお園さんとよう泊まりやはった」彼女の語ることは向うではその心でなくても言々句々縦横無尽に私の肺腑を刺した...
近松秋江 「霜凍る宵」
...そしてその泣き方は入念のものであって、霊柩が家を出る時から泣き始めて、死者の生前の家庭生活の内面を巧みに泣き語り、特に若い漁師が結婚後間もなく遭難した場合や、また愛児を残して永眠した場合などには、泣女の言々句々、悲痛を極めて遺族は言うまでもなく、葬列の人々をして断腸の思いあらしむると云うことである...
中山太郎 「本朝変態葬礼史」
...読みあげる言々句々は状景となって動いていた...
本庄陸男 「石狩川」
...言々句々微に入り細をうがつた写実的描写に富んで円転滑達...
牧野信一 「風流旅行」
...畢竟女史の熱誠から出づる言々句々に対する感銘である...
光田健輔 「小島の春」
...来の了戒を抜いてみるか――」言々句々...
吉川英治 「江戸三国志」
...忘れんとしても忘るることができない――と言々句々...
吉川英治 「三国志」
...遺書は長文で、言々句々が、中務の真心をこめた、苦諫(くかん)の文字であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...世にいう「腰越状(こしごえじょう)」――あの言々句々...
吉川英治 「源頼朝」
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