...しかれどももし汝にして四十八文字(もんじ)を解するを得ば...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...自分等と同種族の東洋全体の文明を了解するばかりでなく...
大隈重信 「文明史の教訓」
...神のうちにあると私が理解する主要な完全性のうちの一つであるからである...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...なんとなれば彼の方則がいかなるものかを了解する事は...
寺田寅彦 「相対性原理側面観」
...海外貿易は個人として許されなかつた當時の事情からしてこの文章のごとく理解するは誤りであらう...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...大いに可能である点を理解することが容易である...
戸坂潤 「挙国一致体制と国民生活」
...個人主義的に従って又神秘論的にでなく理解するのでなければ...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...憎悪や同情を主観的に解するから困ることになるので風刺の客観的公正ということから考えて行けば...
戸坂潤 「思想としての文学」
...こういう滑稽な観念によって思想を理解することは...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...ここへ来てちょっと休んだらつい眠くなって」と弁解する様子に...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...世間的という意味をまた誤解するといけないから...
夏目漱石 「明暗」
...併し私のあたまは主として原文を理解する事の方へ向つてゐなければならなかつた...
野上豐一郎 「「漱石のオセロ」はしがき」
...さてこの時間性の構造を理解するためには吾々は客觀的實在世界の構造を明かにせねばならず...
波多野精一 「時と永遠」
...ひとがそのもとに直接的自然的に如何なる種類の存在を理解するかは...
三木清 「歴史哲學」
...それを皇侃(くわうかん)の論語義疏と解するのは...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...どうしてまたこのようにも人々の解するところが異なるのであろうか...
柳田国男 「木綿以前の事」
...暇(いとま)あるごとに書を読みかならずしも解するを求めず...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...私は彼が穀物及び労働によって測定されたその価値を意味するものと理解する...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
便利!手書き漢字入力検索