...山羊のやうな角のある先生が...
芥川龍之介 「煙草と悪魔」
...角のある横木何本かが蓋になっているから...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...山から辷(すべ)り落ちた角のある石の片けが...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...白糸でつないだ固い角のある黒い虫の荷馬を持つて...
鈴木三重吉 「桑の実」
...角のある龍(りよう)や...
薄田泣菫 「茶話」
...三つ角のあるやすり...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「予謀殺人」
...それは額に二本の角のある青い体をした夜叉(やしゃ)であった...
田中貢太郎 「太虚司法伝」
...皆牛の頭のように角のある顔の恐ろしい...
田中貢太郎 「令狐生冥夢録」
...圭角のある面圧を欠いている...
戸坂潤 「思想としての文学」
...搗(つ)き砕けば角のある動物にいい...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...稜角のある大岩は間短かに累積して...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...角のある獣に牙がねえのと同じ理窟で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...角のある獸に牙がねえのと同じ理窟(りくつ)で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...角のある石のようなもので撃ったが...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...角のあるもの...
槇本楠郎 「母子ホームの子供たち」
...いかめしい角のある首が変なところへ挟まつたまま...
三好達治 「測量船」
...三つの角のある帽子(ぼうし)をかぶり...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...桜並木の角のある小さな雑貨店と...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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