...医師にもその気(け)があるから親身になって呉れるだろうということ...
梅崎春生 「凡人凡語」
...妹のことを親身になって案じてくれる人でさえあれば...
谷崎潤一郎 「細雪」
...時には泣き言さえも並べるのであった)ポレーノフは親身になって孤児(みなしご)のめんどうを見ることにした...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...わたしは本当に親身になって...
中里介山 「大菩薩峠」
...そして親身になって...
中谷宇吉郎 「科学は役に立つか」
...相変らず日本のことを親身になって考えてくれている...
中谷宇吉郎 「科学は役に立つか」
...親身になって世話をしてくれた...
中谷宇吉郎 「サラダの謎」
...先生はよく親身になって面倒を見ておられた...
中谷宇吉郎 「寺田先生の追憶」
...本当に親身になって世話をしてくれました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...親身になって教え子を育てて居りました...
野村胡堂 「葬送行進曲」
...そなたのしたしい人でなければ親身になって身をまもってくれぬからだ...
室生犀星 「玉章」
...親身になってつくしたのはたれですえ...
吉川英治 「江戸三国志」
...親身になって働いてくれる...
吉川英治 「新書太閤記」
...好漢(おとこ)を滅茶苦茶にしてくれるなよ」と親身になって戒(いまし)めた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...親身になって世話をするので...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...親身になって世話したかしれない...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...親身になって世話をした...
和辻哲郎 「鎖国」
...生徒三十二人の面倒をも親身になって見ている...
和辻哲郎 「鎖国」
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