...親昵な関係にある:親昵に話す...
...親昵な仲になる:お互い親昵になる...
...親昵な口調で話す:親しげな口調で話す...
...彼女とは親昵な間柄:彼女との間は親しくて距離が近い...
...親昵な雰囲気がある:親しげな雰囲気が漂っている...
...随(したが)って土佐出身の名士には親昵(ちかづき)があったが...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...両々相調和し親昵(しんじつ)し行くところに...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...横山五郎以下数十人の親昵従類等を引率し...
太宰治 「右大臣実朝」
...僕の氣分などはまるでふはふはして好惡の標準が全然の反對から反對へと動きつつあるにも拘らず君の詩はいつも僕に親昵感を與へるものである...
土田杏村 「風は草木にささやいた」
...おれとの親昵を曝露してしまう...
豊島与志雄 「朝やけ」
...クリストフを危険な親昵(しんじつ)に引き込むのは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...親昵(しんじつ)のない一晩は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼は親昵のなんたるやを知らなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...普通の言葉遣いのうちに親昵の調子を露骨に現わした...
豊島与志雄 「憑きもの」
...余りに親昵だったり冷淡だったりすることだった...
豊島与志雄 「同感」
...親昵(しんじつ)をも屏(しりぞ)け...
中島敦 「悟浄出世」
...同地の住民はかねて国王に親昵(しんじつ)し...
久生十蘭 「泡沫の記」
...おいおいに親昵(しんじつ)して...
久生十蘭 「湖畔」
...長くアメリカにいた商務官や民間人は大勢のアメリカ人に親昵な関係ができ...
久生十蘭 「ノア」
...「ナポレオンと親昵す」という理由で罷免され...
久生十蘭 「フランス伯N・B」
...親昵(しんじつ)をかさねてきた庶民生活を...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...人馬親昵(しんじつ)する奇譚どもを片端から皆嘘のように貶(けな)したが...
南方熊楠 「十二支考」
...允成は寧親にも親昵(しんじつ)して...
森鴎外 「渋江抽斎」
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