...此(こ)の親仁(おやぢ)が挽(ひ)くのだから...
泉鏡太郎 「飯坂ゆき」
...當(たう)の親仁(おやぢ)は...
泉鏡太郎 「大阪まで」
...これが親仁(おやじ)は念仏爺(ねんぶつじじい)で...
泉鏡花 「海異記」
...その後で船頭、親仁(おやじ)、水手(かこ)、舵手(かじとり)らが、「なるほど、宇治山田の町ではこのごろ火の用心が厳(きび)しいということだ、山へ逃げ込んだ悪者が火をつけに来るといって、廻状(かいじょう)で用心していたっけ、ことによるとその火つけの悪者でも追い込んだかな」「そうかも知れねえ」「待て待て、汐合(しおあい)の水門(みなと)から伝馬が一艘(そう)、無提灯でこっちへ来るようだぞ」「お松さんの舟じゃあるめえな...
中里介山 「大菩薩峠」
...静かに」船頭と親仁(おやじ)は声を嗄(か)らして乗客を一人一人...
中里介山 「大菩薩峠」
...親仁(おやぢ)は昔氣質で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...出來ることなら親仁の迷ひを晴らして...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「神田の銭形の親分さんだ」と親仁...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あの親仁(おやじ)を叩き殺す」とまで放言していたというのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――私の親仁の病氣は持病のせんきで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...どうも親仁の妾と反(そり)が合わず...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...親仁(おやぢ)の大野田仁左衞門だつて間違つて二階から落ちて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...苫屋の外は悉く泥田へ投込み蹴込む)この野郎(苫屋を押えつけ)親仁さん...
長谷川伸 「沓掛時次郎 三幕十場」
...――親仁さんの良吉は...
林芙美子 「愛する人達」
...親仁(おやじ)に斯(こ)う/\伝言をして呉れと云い...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...床の親仁(おやじ)が喋々(ちょうちょう)述べて居る...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...徒士町の吉田といふ古本屋の親仁に聞いたのですが...
三田村鳶魚 「物貰ひの話」
...馬の熱が取れる位なら人間の熱にも利くだろうが……とその荒物屋の親仁(おやじ)が云うので買って来た……しかし畜生は薬がよく利くから...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
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