...あのとき親もとへ着て帰ったあわせが...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...松園の名づけ親も棲霞軒の名づけ親もともに今はこの世にはいられない...
上村松園 「棲霞軒雑記」
...一文無しになっても寝て待っていれば親もとから金を送って貰える学生とか...
高見順 「如何なる星の下に」
...どういう身分だね?」「町人なの」「きみはこれまでずっと両親といっしょに暮らしていたの?」「ええ」「年はいくつ?」「はたち」「なぜきみは親もとを離れたんだい?」「べつに...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...君が親もとに帰る考えがあるなら失敬ながら旅費は僕が手伝おう」というや...
新渡戸稲造 「自警録」
...父親もとうとうわが子の熱心に動かされずにはいなかった...
野村胡堂 「楽聖物語」
...年を問はれて名を問はれて其次は親もとの調べ...
樋口一葉 「にごりえ」
...年を問はれて名を問はれてその次は親もとの調べ...
樋口一葉 「にごりえ」
...」どうしても親もとには歸らないと...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...私は早く親もとを離れ...
柳田国男 「故郷七十年」
...「そのじくせえとかいう若ぞうの親もとはわかってるんだろう」こんどは先生が首を振った...
山本周五郎 「季節のない街」
...親もとも保証人もしらべずに人間いっぴき雇うのは...
山本周五郎 「季節のない街」
...両親もとうとう思案に余って...
夢野久作 「白髪小僧」
...卯木の親もとたる玄恵(げんえ)法印や...
吉川英治 「私本太平記」
...「親もととして、卯木を女院へ御推挙ありしは、貴僧なりと伺うているが、それは、いかなる御縁からで?」成輔が、さぐると...
吉川英治 「私本太平記」
...各の親もとや有縁(うえん)をたよって...
吉川英治 「私本太平記」
...それぞれの国元親もとへ帰しました...
吉川英治 「親鸞」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??