...死人をみずからのうちに自覚することで...
高見順 「いやな感じ」
...『聖人に夢なし』『聖人には悔がないから』自分が与へられるに値しないことを自覚することによつて行乞がほんたうになります...
種田山頭火 「行乞記」
...その何ものも私によって引き去られることも変ぜられることもできないところの多くの他のものを知覚するゆえに...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...このように私が知覚するもののうち...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...これらの能力が私から区別せられていることを知覚するからである...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...最近になってやっとはっきり自覚するようになった葉子の痔瘻(じろう)が急激に悪化して...
徳田秋声 「仮装人物」
...個人がその連帯を自覚するとしないとに拘わることなく...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...こうやって資本の内へ編制されて行くのを自覚することは併し...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...けっして国家に対して自覚するのではないのじゃ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...ついに当人は厳かに自分の罪を自覚するにいたったのだ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...夜中に眼を覚すと...
豊島与志雄 「窓にさす影」
...誠は誠を自覚すれどもその他を知らぬ...
夏目漱石 「幻影の盾」
...夜中に目を覚すと...
沼田一雅 「白い光と上野の鐘」
...よく目を覚すとそれどころではなかった...
長谷川時雨 「木魚の配偶」
...無戒の根拠を自覚することによってである...
三木清 「親鸞」
...六十の老人とは別様に感覚する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...眼が醒たあとで一種異様な疲労を自覚するのが通例になっている...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...淋しい永遠の旅人を自覚する...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
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