...視角を変えると、問題点が見えてくる...
...私は彼の視角に立って、物事を考えてみた...
...彼女は新しい視角から、その問題を解決するアイデアを提案した...
...彼と同じ視角で物事を見るのは難しい...
...視角を広げて、新しい世界を見つけた...
...私の心が平生の立場からふと視角をかえている時...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...従って星座の視角の年変化が到底認め得られないのであると考えた...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...従ってその視野と視角は固定してしまっている...
寺田寅彦 「映画芸術」
...しかし山頂から視角にしてほぼ十度ぐらいから以上の空はよく晴れていたから...
寺田寅彦 「小爆発二件」
...最強度な顕微鏡の力を借りてもその数千分の一以下に下げる事はできぬ(もっとも細かいものの見える見えぬはその物の光度と周囲の光度との差によりまた大きさよりはむしろ視角によるが)...
寺田寅彦 「物理学と感覚」
...視角の限定されたスクリーンに対しているから...
寺田寅彦 「耳と目」
...之をイデオロギー論の視角から取り上げると...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...この視角からすれば二次的な或いは無用な配慮でしかないと考えられる場合さえ少なくない...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...より高度の視角から一定のニュアンス――質的相違・対立――を与えられた人間性にまで...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...そればかりでなく多くの記事が社会教育的な――即ち又政治的な――視角から取り上げられると少なくとも或る人々は信じている...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...正常な視角から取り上げられ得なかったのは必然である...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...空間は唯物論的世界観乃至哲学体系に立って初めて、正常な視角から、問題とされることが出来る...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...そして驚いた身振りのために、視角が変って、映像はすっかり消え失せることもあろうし、自分の映像だと認知されるものだけが残ることもあろう...
豊島与志雄 「蔵の二階」
...この視角から見たとき...
平林初之輔 「政治的價値と藝術的價値 マルクス主義文學理論の再吟味」
...こころの視角の高さも感じられるのである...
宮本百合子 「あられ笹」
...及びそれへの文芸批評家の視角...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...高橋らの視角と心理の錯覚が...
吉川英治 「私本太平記」
...視角(しかく)をかえて働きに出たのである...
吉川英治 「新書太閤記」
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