...視角を変えると、問題点が見えてくる...
...私は彼の視角に立って、物事を考えてみた...
...彼女は新しい視角から、その問題を解決するアイデアを提案した...
...彼と同じ視角で物事を見るのは難しい...
...視角を広げて、新しい世界を見つけた...
...葉子は視角の一端にちらりと捕えた...
有島武郎 「或る女」
...他の視角から必ず愛すべきものであることに私達は気附くだろう...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...従ってその視野と視角は固定してしまっている...
寺田寅彦 「映画芸術」
...たとえ映像と絵と同じ視角にしても寸法は実物の半分以下になるわけだと思われる...
寺田寅彦 「自画像」
...ただの科学者から見るとごくごく狭い自分勝手な視角から見た管見的科学論としか思われない...
寺田寅彦 「藤棚の陰から」
...最強度な顕微鏡の力を借りてもその数千分の一以下に下げる事はできぬ(もっとも細かいものの見える見えぬはその物の光度と周囲の光度との差によりまた大きさよりはむしろ視角によるが)...
寺田寅彦 「物理学と感覚」
...之をイデオロギー論の視角から取り上げると...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...必ず之に何か思想的・哲学的・世界観的・な視角を与えることによって...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...又は他の視角に於て他人の功績或いは失敗を再び繰り返す無用を節約することが出来...
戸坂潤 「科学方法論」
...学問に対しては常に学問に固有な視角に立つことを吾々は要求する*...
戸坂潤 「科学方法論」
...ジャーナリズムをイデオロギー論の視角から取り上げると是非ともそうならねばならない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...偶々都市の住民の視角に立つ者でしかない...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...今の見方とはもう少し違った他の視角から見た方がいいかも知れない...
戸坂潤 「思想としての文学」
...改めて他の視角から――哲学の日常性の視角から――取り上げられる必要がある...
戸坂潤 「思想としての文学」
...吾々はわが国に於ける哲学のイデオロギー的性格を視角として...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...文学の大衆性の問題は種々な視角から眺めらるべき問題である...
平林初之輔 「商品としての近代小説」
...この視角から見たとき...
平林初之輔 「政治的価値と芸術的価値」
...読む人の視角と取捨にまかせるとしておく...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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