...目の視るべきもの...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...肩でこう捻向(ねじむ)いて高く上を視る処に...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...「離朱(りしゆ)の明も睫上(せふじやう)の塵を視る能(あた)はず...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...彼が一生の抱負と特性とを視るに足るべきもの...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...借り物でない・己の目でハツキリ視る者は...
中島敦 「環礁」
...つまり大人が小供を視るの態度である...
夏目漱石 「写生文」
...満人から極端に侮辱されているのを視るなど...
河本大作 「私が張作霖を殺した」
...人を視ること水火の如く...
福澤諭吉 「亞細亞諸國との和戰は我榮辱に關するなきの説」
...お勢の貌(かお)を視るまでは外出(そとで)などを做(し)たく無いが...
二葉亭四迷 「浮雲」
...天井を仰向(あおむ)いて視ると...
二葉亭四迷 「平凡」
......
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...例せば『列士伝』に秦王朱亥(しゅがい)を虎圏(おり)の中に著(お)いた時亥目を瞋(いか)らし虎を視るに眥(まなじり)裂け血出濺(そそ)ぐ...
南方熊楠 「十二支考」
...主人大いに瞋(いか)って来り迎うる犬を斬り殺し覆(くつがえ)った揺籃を視ると...
南方熊楠 「十二支考」
...蘭軒は二十三日に至つて病愈(い)え事を視ることを得た...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...時気※気(てんき)を視ることは軽かつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...猜疑(さいぎ)の目を以て視る...
森鴎外 「沈黙の塔」
...しかし女として視ることはむずかしい...
森鴎外 「独身」
...2895マルテ(窓掛を透し視る...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
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