...クララの手は自(おのずか)らアグネスの手を覓(もと)めた...
有島武郎 「クララの出家」
...声の在所(ありか)を覓(もと)むる如く...
石川啄木 「鳥影」
...聲の所在(ありか)を覓(もと)むる如く...
石川啄木 「鳥影」
...馬琴の得意の涅覓論であるが...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...ここに八十神覓(ま)ぎ追ひ臻(いた)りて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...波の穗に新妻覓ぐと...
長塚節 「長塚節歌集 上」
......
長塚節 「長塚節歌集 上」
......
長塚節 「長塚節歌集 中」
...帰来覓命根...
夏目漱石 「思い出す事など」
...自分で餌を覓(あさ)るほど長じた児が二疋より多く母に偕(ともな)われ居るを見なんだ...
南方熊楠 「十二支考」
...遠く覓(もと)むるも等類なしと...
南方熊楠 「十二支考」
...氷を鑽(き)りて火を覓(もと)め...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...その中から年久しい慣習の跡を覓(もと)めることができるのである...
柳田国男 「木綿以前の事」
...暫く覓(みつ)めていたが...
山本周五郎 「おもかげ抄」
...しかし双眸は燃えるように男の表情を覓めながら羞いの微笑をうかべるのだった...
山本周五郎 「おもかげ抄」
...その眼で靱負をひたと覓(みつ)めながら...
山本周五郎 「日本婦道記」
...彼はじっとおかやの眼を覓(みつ)めた...
山本周五郎 「日本婦道記」
...そうして相手の眼を覓めながら彼は云い継いだ...
山本周五郎 「日本婦道記」
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