...クララの手は自(おのずか)らアグネスの手を覓(もと)めた...
有島武郎 「クララの出家」
...声の在所(ありか)を覓(もと)むる如く...
石川啄木 「鳥影」
...波の穗に新妻覓ぐと...
長塚節 「長塚節歌集 上」
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長塚節 「長塚節歌集 上」
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長塚節 「長塚節歌集 中」
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長塚節 「長塚節歌集 中」
...誘はれるでもなく覓(もと)めるでもなく...
中原中也 「在りし日の歌」
...帰来覓命根...
夏目漱石 「思い出す事など」
...日中は暑ければ地下に躱(かく)れ夜出て食を覓(もと)め...
南方熊楠 「十二支考」
...その子衡父の屍を覓(もと)めて得ざりければ...
南方熊楠 「十二支考」
...十月に入りて地全く乾けば水を覓(もと)むる狗頭猴の団体極めて夥しく河に赴き...
南方熊楠 「十二支考」
...得非后覓妻来...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...涼秋已覓合歓裘...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...氷を鑽(き)りて火を覓(もと)め...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...ここでは妻覓(つまもと)めをトゥジムトゥミ...
柳田国男 「木綿以前の事」
...眤(じっ)と相手の眼を覓(みつ)めながら云った...
山本周五郎 「おもかげ抄」
...暫く覓(みつ)めていたが...
山本周五郎 「おもかげ抄」
...なお女の強く覓める双眸に気づくと...
山本周五郎 「日本婦道記」
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