...外観は一見高級そうだけど、中はかなり古い設備だ...
...――第一に僕はもの見高い諸君に僕の暮しの奥底をお目にかけるのは不快である...
芥川龍之介 「澄江堂雑記」
...いづれこのロシアと云ふ物見高い大国のあらゆる県から...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...深見高次の戦死のこともありますし...
豊島与志雄 「沼のほとり」
...(見高詩毛傳)國語史伯言姜爲伯夷之後...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...さすがは物見高い江戸っ子...
野村胡堂 「礫心中」
...物見高い訪問者を避けるには恰好の地になっているが...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...たいへん物見高いということをよく知っていました...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...北二丁目二九二九番地の家の周囲には、田舎のことだが、物見高い...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...富士見高原療養所の看護婦を主人公にして居るので...
正木不如丘 「釣十二ヶ月」
...みんな富士見高原と思つて居ます...
正木不如丘 「釣十二ヶ月」
...僕等は物見高い土地の人たちの...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「鉄道事故」
...無遠慮に物見高く一座を見廻しているのである...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「なぐり合い」
...自分にとっても曖昧な「文学性」の上に外見高くとまりつつ稼ぎつづけで...
宮本百合子 「ある回想から」
...女だということについての物見高さや...
宮本百合子 「寒の梅」
...物見高く立ち止まって...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...物見高い閑人(ひまじん)が...
吉川英治 「剣難女難」
...そして達見高明の士が...
吉川英治 「三国志」
...汽車で富士見高原に在る小淵澤驛までゆき...
若山牧水 「樹木とその葉」
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