...外観は一見高級そうだけど、中はかなり古い設備だ...
...大地震速見高崎山なども石崩れ落ち...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...それには無論どうなつてゐるかと云ふ物見高い心持も交つてゐて...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...いづれこのロシアと云ふ物見高い大国のあらゆる県から...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...深見高次の戦死のこともありますし...
豊島与志雄 「沼のほとり」
...往来際(おうらいぎわ)には直様(すぐさま)物見高い見物人が寄り集った...
永井荷風 「深川の唄」
...それでその人が皆わしをじろじろ見るので――どうも近来は人間が物見高くなったようでがすな...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...さらぬだに物見高い江戸ッ子は...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...物見高い近所の手前も放つては置けなかつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その物見高さに驚きました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...さすがは物見高い江戸っ子...
野村胡堂 「礫心中」
...物見高い訪問者を避けるには恰好の地になっているが...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...無遠慮に物見高く一座を見廻しているのである...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「なぐり合い」
...自分にとっても曖昧な「文学性」の上に外見高くとまりつつ稼ぎつづけで...
宮本百合子 「ある回想から」
...非常な物見高さにしろやはり一つの特徴で...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そして銃を構へた水兵等や、それから士官等や、物見高い乗客や、判事などの群を見渡した...
ジユウル・クラルテエ Jules Clarete 森林太郎訳 「猿」
...物見高い閑人(ひまじん)が...
吉川英治 「剣難女難」
...どした』物見高い浜の群衆が...
蘭郁二郎 「鱗粉」
...汽車で富士見高原に在る小淵澤驛までゆき...
若山牧水 「樹木とその葉」
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