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伊東静雄 「わがひとに与ふる哀歌」
...町内からも毎日のようにある出征者の見送りや...
上田広 「指導物語」
...私は友人を見送りに...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...見送りし仕事の山や年の暮十二月十四日 七宝会...
高浜虚子 「五百五十句」
...冷く軽蔑して見送りもせず...
太宰治 「恥」
...見送りに来てくれた在留邦人(ほうじん)の方々がうち振(ふ)る日の丸の...
田中英光 「オリンポスの果実」
...そして六時の汽車で黎々火君を見送り...
種田山頭火 「其中日記」
...大きな犬らしいね」Bを見送りに来たMが言ふと...
田山録弥 「犬」
...船の出るとき同行の芳賀(はが)さんと藤代(ふじしろ)さんは帽子を振って見送りの人々に景気のいい挨拶(あいさつ)を送っているのに...
寺田寅彦 「夏目漱石先生の追憶」
...弟の入営を郷里まで見送りその帰りに日和下駄を一足買って戻った...
原民喜 「忘れがたみ」
...歸る後姿を見送りし途端...
一葉 「暗夜」
...和田は見送りに行ってやった...
久生十蘭 「川波」
...女房車に若い女房や童女などをおおぜい乗せて見送りに出した...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...去ってゆく宇乃の姿を見送りながら...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...涼みがてら筑前も途中までお見送りする」といって...
吉川英治 「黒田如水」
...その姿を見送りながら...
吉川英治 「新書太閤記」
...見送りに来たものだった...
吉川英治 「平の将門」
...帽子もない法衣のうしろ姿を見送りながら私は大きな聲で呼びかけた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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