...病気や怪我をした人を見舞う人のことを「見舞客」と呼びます...
...友達が入院したので、私も一緒に見舞客として病院に行く予定です...
...彼女の両親が事故にあったため、見舞客として病院に行きました...
...お見舞いに来た人を「見舞客」という言葉で表現することがあります...
...私たちも一緒に見舞客となって、病気の友人を元気づけるために会いに行きましょう...
...ボンヤリと普通の見舞客みたいに振舞っていたことを記憶している...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...銀行の応接室には見舞客が辰馬久を取巻いて...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「黒猫十三」
...こっちの病人よりはそっちの見舞客のほうが多かったらしい...
滝沢敬一 「ブイヨン・ドンゾール」
...私は見舞客たちに見られないように...
太宰治 「故郷」
...癈人、と或る見舞客が、うっかり口を滑らしたのを聞いて、流石(さすが)に、いやな気がした...
太宰治 「春の盗賊」
...発病のことは努めて人に知らせないようにしていたのだが、追い追い学校方面に知れてしまい、見舞客、電話の問い合せ等が午後からときどきある...
谷崎潤一郎 「鍵」
...朝から見舞客が二三人見える...
谷崎潤一郎 「鍵」
...丁度病人が健康な見舞客に対して自分の病気を誇示する場合のような得意にしか過ぎない場合も多いのだ...
戸坂潤 「友情に関係あるエッセイ」
...そんなところへ見舞客が来る...
外村繁 「落日の光景」
...時には見舞客もある...
豊島与志雄 「牛乳と馬」
...見舞客のやうな顏をして行く術(て)もあるぜ」「さうね」お品は強(し)ひても爭はず...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...見舞客が帰って行くと...
原民喜 「秋日記」
...子分連中と四五人の見舞客がいた...
火野葦平 「花と龍」
...雨のため見舞客も少く...
北條民雄 「続重病室日誌」
...それも見舞客の何十分の一しか誌(しる)されていない...
三浦環 「お蝶夫人」
...この間に見舞客があるとその人の顔がかすんだように見え...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...その証拠には見舞客がどういう服装であったかも不明で...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...』清は病院の見舞客のやうな労(いたは)り半分の返辞を続けて居た...
與謝野晶子 「帰つてから」
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