...韮山(にらやま)で興行の折は...
江見水蔭 「丹那山の怪」
...韮の葉がもうこんなに伸びてる...
薄田泣菫 「独楽園」
...あれが韮なのだ...
薄田泣菫 「独楽園」
...韮の若葉を浮かしに摘み取ることを忘れない...
薄田泣菫 「春菜」
...ある秋の日友人阮から韮三十束を贈られたことがあつた...
薄田泣菫 「春菜」
...渋谷桜ヶ丘、遠藤韮城邸...
高浜虚子 「五百五十句」
...まるで韮(にら)のようで...
太宰治 「新ハムレット」
...雲つねに山の巓を去らず韮崎や釜なし川の遙々にいづこぞ不盡の雲深み見えず祖母石(うばや)より對岸を望むいたくたつは何焚く煙ぞ釜なしの楊がうへに遠く棚曳く臺が原に入る白妙にかはらはゝこのさきつゞく釜無川に日は暮れむとす四日...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...(そう言う自分も立ったままである)韮山 (ニヤニヤ笑いながら...
三好十郎 「好日」
...韮山のようにびっくりした見方では無いが...
三好十郎 「好日」
...登美も縁側に出て来て見ている)韮山 痛えっ! わても淀橋の韮山だ...
三好十郎 「好日」
...此の狸め!(ピシリと韮山の頬をなぐる)二三日前から...
三好十郎 「好日」
......
三好達治 「故郷の花」
...口には韮(にら)のにおいをさせたが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
......
柳田國男 「地名の研究」
...葱(ねぎ)や韮(にら)にはないのが目につくというものだから...
柳田国男 「年中行事覚書」
...韮崎(にらさき)を攻むるのも一策ですが...
吉川英治 「新書太閤記」
...残兵を狩り立てつつ韮崎(にらさき)...
吉川英治 「新書太閤記」
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