...不幸か悪運かに見舞われる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...暴風雨に見舞われることだ...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...年じゅう胃が悪くて時々神経衰弱に見舞われる自分のような人間には楽焼きの明るさも恋しいがまた同時に青磁にも自然の同情があるのかもしれない...
寺田寅彦 「青磁のモンタージュ」
...再び好況に見舞われるのではないかという希望を...
戸坂潤 「技術の哲学」
...応援団は気の毒にも金網に入れられて了う運命に見舞われるだろう...
戸坂潤 「社会時評」
...御多聞にもれず「洋行」の運命に見舞われる...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...これに見舞われると...
久生十蘭 「ハムレット」
...その妻君や姉君が時々見舞われるのは...
正岡子規 「病牀苦語」
...労働の維持のための基金が季節の不順に見舞われるごとに大きな急激な変動を蒙る国の繁栄は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...振動が止んでやれ安心という時に再び大地震に見舞われるのだから誠に始末がわるい...
武者金吉 「地震なまず」
...筆者は遺憾ながら将来いつかは大地震に見舞われるであろうと答えざるを得ないのである...
武者金吉 「地震なまず」
...東京が安政程度の激震に見舞われるのは遠い将来のこととなって...
武者金吉 「地震なまず」
...自ら死に見舞われると忽ちにして最も極端な迷信に堕した...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...だからわたしは発作に見舞われると...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その村の患者と同様な病いに見舞われることは覚悟していなければならぬのだ...
横光利一 「馬車」
...ああいう半狂人(きちがい)にはのべつ見舞われるでな...
吉川英治 「剣の四君子」
...白刃素槍(すやり)にも見舞われる...
吉川英治 「新書太閤記」
...たちまち干乾(ひぼ)しに見舞われる」「いまは捨てるときでしょう」宋江の説である...
吉川英治 「新・水滸伝」
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