...銭湯の柘榴口(ざくろぐち)に見立てた板に...
淡島寒月 「梵雲庵漫録」
...いつそ光悦や探幽式に裏方や姫達を天人と見立てて...
薄田泣菫 「茶話」
...火山はしばしば女神に見立てられる...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...縁づいてからお袋が見立てて拵えてくれた細い矢羽根の置型(おきがた)の浴衣(ゆかた)に着かえた...
徳田秋声 「足迹」
...もしやお見立て違いをしては首が危(あぶ)ねえといって...
中里介山 「大菩薩峠」
...五「いや、御尤(ごもっと)もでございますよ、太夫元さま、そのお見立ては、さすがに勘所(かんどころ)でございます、実は、わたくしも先年、まざまざと心中者の最期を見届けた覚えがございますんで、いま思い出しても変な気分になりますが、それは、いま太夫元さんのお話とは違いまして、年頃寝頃という頃合いの女夫仲(めおとなか)でござんしてな、ところはやはり大津の浜辺、御存じの吾嬬川(あづまがわ)の石場の浜へ打上げられたのが、しっかりと抱き合った美しい年頃の心中者」こう語り出でたのが、幾分か今までの凄味を消して、なんとなく艶(つや)っぽいような、物の哀れを添えることになりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...覚王院義観僧都あるのみだろう」これは意外な見立てと言わなければならぬ...
中里介山 「大菩薩峠」
...――親分の平次が手習師匠に見立てた五十前後の浪人者です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...自分の見立てが立証された...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...僕の見立てはあるけど...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...なぜラルフは偽名を使う? なぜわしを追い出さない? なぜここにいられる?」スライトの見立てはあったが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...三尺ほどの溝川(みぞがわ)の如く見立てたる処...
正岡子規 「俳諧大要」
...「縁起をかつぐ渡世柄――ありがたいお見立て――」「こないだお訪(たず)ねのときも...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...土はその賄係(まかないがか)りに見立てられ得るのだ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...稚兒の頭に見立てた名であらう...
横瀬夜雨 「春」
...お見立てとしては...
吉川英治 「新書太閤記」
...それも御内儀の見立てか」「いや...
吉川英治 「新書太閤記」
...おまえを楳(ばい)と見立てていったんだ」「あらいやだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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