...顔見知りの警官が...
海野十三 「爆薬の花籠」
...自警団員らしい服装はしているけれども顔見知りの八百常(やおつね)の若主人であった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...人見知りの強い私も脇村先生は少しも恐しくなかった...
外村繁 「澪標」
...彼は見知りの顔に出会いはすまいかと恐れて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...顔見知りの近所の人たちと...
豊島与志雄 「肉体」
...多くは顔見知りの親戚たちで...
豊島与志雄 「窓にさす影」
...後日にお見知り置かれ...
中里介山 「大菩薩峠」
...以来お見知り置きくださるべえ」「ははあ...
中里介山 「大菩薩峠」
...顏見知りの門番の親爺が出て來て...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...顔見知りの桶屋久兵衛で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...顔見知りの隣町の指物職人というよりは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...オルガはあの顔見知りの男のところへいっており...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...わしは時々R劇團へ仕事かたがた顏出しをするもんだから顏見知りでね...
三好十郎 「肌の匂い」
...北里とも顏見知りであつた...
室生犀星 「汽車で逢つた女」
...どうかお見知りおきください...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...番頭と鉄五郎は見知りらしく立ち話し...
山中貞雄 「恋と十手と巾着切」
...かれらともおよそ顔見知り程度になっていたので...
山本周五郎 「青べか物語」
...顔見知りの患者に呼びかけるのだ...
蘭郁二郎 「※[#「氓のへん/(虫+虫)」、第3水準1-91-58]の囁き」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??