...彼女は見様見真似で踊った...
...誰でも見様見真似で繰り返しているだけだ...
...最初は見様見真似でやっただけだけれど、練習を続けるうちに上達した...
...この料理はレシピ通りに作れば、見様見真似で失敗することはない...
...子供たちは見様見真似で大人たちの言動をまねすることが多い...
...見よう見真似で割ろうとしたが...
高見順 「いやな感じ」
...主人を見真似たか梨や甜瓜(まくわ)の喰い残りをがり/\噛(かじ)ったり...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...それを見様見真似に与八が像を刻むことを覚えてしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...見やう見真似で覚えることから発するのである...
中原中也 「詩と其の伝統」
...――だから家へ持って帰ってから摩り替えられたに間違いありません」ガラッ八も見よう見真似でなかなか穿(うが)ったことを言います...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それには、何かしら人の心に訴えるものがこもっていたので、つい近ごろ任命されたばかりの一人の若い男などは、見様見真似で、ふと彼をからかおうとしかけたけれど、と胸を突かれたように、急にそれを中止したほどで、それ以来この若者の目には、あたかもすべてが一変して、前とは全然別なものに見えるようになったくらいである...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...実にこの世の中といふやつは奇妙に出来てゐる! この世に住んでゐる限りの者が互ひに見やう見真似に憂身をやつしてゐるのだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...かうした余計なことに齷齪しなくなるだらう! ところで悪魔までが矢張りさうした見やう見真似に憂身をやつしてをる処を見るのは...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...見やう見真似で狡獪になり……*聯合教(ウニャ)を奉じて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...見よう見真似に娘までが...
二葉亭四迷 「浮雲」
...そんな俗踊をいつのまにか見よう見真似(みまね)で覚えてしまったのである...
堀辰雄 「花を持てる女」
...大部分は見よう見真似(みまね)で...
本庄陸男 「石狩川」
...滝本の一見真面目らしい...
牧野信一 「南風譜」
...見よう見真似で――香川 そうかなあ...
三好十郎 「樹氷」
...見よう見真似の落語家(はなしか)になったり...
夢野久作 「悪魔祈祷書」
...見よう見真似に過ぎなかったりする...
夢野久作 「能とは何か」
...いつか見様見真似(みようみまね)で...
吉川英治 「江戸三国志」
...見よう見真似のそれを...
吉川英治 「私本太平記」
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