...彼女は見様見真似で踊った...
...誰でも見様見真似で繰り返しているだけだ...
...最初は見様見真似でやっただけだけれど、練習を続けるうちに上達した...
...この料理はレシピ通りに作れば、見様見真似で失敗することはない...
...子供たちは見様見真似で大人たちの言動をまねすることが多い...
...所がこの袙を又見やう見真似に...
芥川龍之介 「地獄変」
...見よう見真似で割ろうとしたが...
高見順 「いやな感じ」
...主人を見真似たか梨や甜瓜(まくわ)の喰い残りをがり/\噛(かじ)ったり...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...いずれも一見真偽を弁じがたしと雖も購帰りて一度使用し一度口にすれば何人も直に其の和製品たる事を知るなり...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...東妙和尚の手ずさみをみよう見真似(みまね)で彫刻をはじめました...
中里介山 「大菩薩峠」
...中学などの少年輩までが見様見真似(みようみまね)に...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...――だから家へ持って帰ってから摩り替えられたに間違いありません」ガラッ八も見よう見真似でなかなか穿(うが)ったことを言います...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...見やう見真似で狡獪になり……*聯合教(ウニャ)を奉じて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...見よう見真似に娘までが...
二葉亭四迷 「浮雲」
...是れは皆友達を見よう見真似に其の尻馬に騎(の)って...
二葉亭四迷 「平凡」
...そんな俗踊をいつのまにか見よう見真似(みまね)で覚えてしまったのである...
堀辰雄 「花を持てる女」
...見真似(みまね)で...
堀辰雄 「幼年時代」
...大部分は見よう見真似(みまね)で...
本庄陸男 「石狩川」
...人を見真似に竈(かまど)に火を絶やさず炬火(かがりび)を扱う位の役に立つらしい...
南方熊楠 「十二支考」
...見よう見真似で――香川 そうかなあ...
三好十郎 「樹氷」
...見よう見真似の落語家(はなしか)になったり...
夢野久作 「悪魔祈祷書」
...見よう見真似に過ぎなかったりする...
夢野久作 「能とは何か」
...見よう見真似のそれを...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索