...花火大会には多くの見物衆が集まった...
...彼女の演技には見物衆が一斉に拍手を送った...
...町内会の行事には地域の見物衆がたくさんやってくる...
...スポーツ大会の会場には多くの見物衆が訪れた...
...視聴率が高く、多くの見物衆が注目したテレビ番組...
...ご見物衆はあの隠し戸からはいるまでに気を失うのです...
江戸川乱歩 「影男」
...見物衆にまといつきながら...
江戸川乱歩 「影男」
...自分の身体は銀主方と見物衆のもので...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...つまりは銀主方と見物衆とを大切に思うからのことなんだ...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...名古屋生れの見物衆は...
薄田泣菫 「茶話」
...今も今とて打出しの見物衆に交(まぜ)つてね...
薄田泣菫 「茶話」
...見物衆も思はずほろりとさせられてゐるが...
薄田泣菫 「茶話」
...見物衆にそれが分かっているでしょうか?」と彼女は言うのだった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「可愛い女」
...高見の見物衆の心理が...
林芙美子 「瀑布」
...まともな見物衆たちの反感にじゃまされずに...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...怨んでならぬことではありますけれど――」「わたくしとて、百倍のおもいに、わが身でわが身を、どうすることも出来ず、大事な舞台の上ですら、ともすると、御見物衆の中に、あなたさまのお顔が見えたような気がしますと、手ぶり、足のはこびも狂い、何度、ハッと胆(きも)を冷やしたかわかりませぬ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...三人を引きうけて、匕首をぐうっと引きつけてかまえた雪之丞のうしろから、「よッ! 花村屋あ!」と、声をかけたが、「いい型だなあ、御見物衆が、おいでにならねえのが残念だ」が、二人の弟子を前に並べた門倉平馬の、覆面のあいだから洩れる眼光は、刺し貫くようだ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...見物衆の方は通例力なく無能であって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...日本中から大地を埋めむばかりに押寄せた見物衆は...
夢野久作 「名娼満月」
...かッちけねえご見物衆じゃないか...
吉川英治 「新・水滸伝」
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