...すざまじい見幕で手紙を書こうとする人でも...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...たいへんな見幕なんです...
豊島与志雄 「自由人」
...恐ろしい見幕だったわ...
豊島与志雄 「高尾ざんげ」
...その時の見幕(けんまく)...
新渡戸稲造 「自警録」
...あの晩兄の見幕が恐ろしかったので...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...馬鹿々々しい」長次郎は飛んでもない見幕でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...縛り上げ兼ねない見幕だつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この見幕では粘(ねば)つてゐたところで寶搜しの相談などには乘つてくれさうもありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「大変な見幕でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――大変な見幕で」お組と掴み合いの喧嘩をした後の紛々たる忿怒は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...女の干物は可愛想だよ」ひどい見幕で国宗が坐りなほつた...
林芙美子 「愛する人達」
...反対すると海へでも飛びこみかねぬ見幕だから...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...「まアいいから案内したまえ」それとも踏み込もうかといわぬばかりの見幕...
久生十蘭 「魔都」
...殆んど常識では考へられない程の突変(ママ)した見幕である)香代 (あつけに取られて)……なにさあ! どうしたんですよ?留吉 どうしたと? 人を...
三好十郎 「地熱」
...「……何コン畜生……ごりらタア何の事だ……」「……知らんがナ……」と子守女(こもり)たちは見幕に恐れて後退(あとじさ)りをした...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...その場になるとその見幕が恐ろしいので笑いごとどころではなかった...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...馬鹿野郎……あっちへ行け……三平は禿頭の見幕に驚いた...
夢野久作 「黒白ストーリー」
...轟先生の演説ぐらいで正気附く野郎等じゃない……」という見幕だったのでトテも歯の立てようがなかった...
夢野久作 「爆弾太平記」
便利!手書き漢字入力検索