...兎(と)に角(かく)手術の結果を見届ける迄(まで)は...
谷崎潤一郎 「細雪」
...それを見届けるだけの生命が私にあるかどうかの自信はなかった...
壺井栄 「一つ身の着物」
...見届けることが出来よう...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...その正体を見届けることは...
中里介山 「大菩薩峠」
...見届けることをせず...
中里介山 「大菩薩峠」
...途中で眼の届く限りは見届けるがよろしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...「人の運命を見届けるということは不可能なことです...
中里介山 「大菩薩峠」
...ここまで見届けると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...本国の土を踏むところまで見届けるのが...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...誰も前途を見届けるまで命をもつて居るものはない...
平出修 「夜烏」
...菜穂子が患者の一人として或病棟の二階の一室に収容されるのを見届けると...
堀辰雄 「菜穂子」
...真の女らしさが花開くまで見届ける...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...ただ静かにその男の後を尾(つ)けてどこの家へはいるかそっと見届けるようにと耳打ちしました...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...器物がその前に立った人物の価値を見届けるという風だった...
横光利一 「旅愁」
...陳登は、見届けると、第二の合図をあげた...
吉川英治 「三国志」
...帰城したのを見届けると...
吉川英治 「新書太閤記」
...底へ行って見届けるのが一番早(は)ええじゃありませんか」「いやその方法だ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...見届けるまでは……」死にはしません!いいかけた終りの一言は...
吉川英治 「宮本武蔵」
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