...服装(なり)も他に比べて大分見劣りのする芸子が一人混っていた...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...何となく見劣りのするものである...
高村光太郎 「書について」
...しかしクレオパトラの前に出てもひどく見劣りのすることのないほどの容色の持主だった...
野上豊一郎 「処女の木とアブ・サルガ」
...見劣りのするものではなかった...
室生犀星 「津の国人」
...甚(はなは)だ見劣りのするのは意匠の点でありまして...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...カブラルの指揮はトルレスよりもよほど見劣りのするものであった...
和辻哲郎 「鎖国」
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