...自分を一人の平凡人であると見切りをつけて...
有島武郎 「親子」
...十一時にもう見切りをつけ...
海野十三 「密林荘事件」
...あっさりと見切りをつけて結局このけんかはもの別れになるらしい...
寺田寅彦 「映画「マルガ」に現われた動物の闘争」
...すっぱりと見切りをつけてしまおうとする彼の腹が...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「白銀の失踪」
...私もいい加減見切りをつけて...
徳田秋声 「仮装人物」
...庸三も一概に見切りをつける気にはなれず...
徳田秋声 「仮装人物」
...桂庵(けいあん)に喰われて一二年で見切りをつけてしまう人もあるわ...
徳田秋声 「縮図」
...ほぼ見切りをつけているのでしょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...この世の快楽に見切りをつけた人達――鰥寡孤独(かんかこどく)――でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それ位で見切りをつけて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そがあな男は早よ見切りんさい」「見切るかも知れんけえ...
火野葦平 「花と龍」
...あんな渡世はお見切りなさいよ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...ちゃあんと見切りをつけているのだが...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...こんな処には見切りをつけて...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...同将軍を支持する国が無くなったので見切りを付けて...
夢野久作 「焦点を合せる」
...とうとう見切りをつけることに一致した黒ン坊一同...
吉川英治 「江戸三国志」
...ゆうべ限り六波羅方に見切りをつけて...
吉川英治 「私本太平記」
...尊氏は見切りをつけて...
吉川英治 「私本太平記」
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