...法則を見出そうとするところにあるのではなくして...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...弁証法の動力を概念そのものの内に見出そうとする...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...この動力を同一律の上に見出そうとするから...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...観念論をも唯物論をも止揚した西田哲学は之に反して事物の根柢をノエシスの側に於て見出そうとする...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...他方は人間が自然に於て彫塑的な表象としてのイデー・形象・を見出そうとするものである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...もしこの二つを強いて結びつける観念を見出そうとするならば...
戸坂潤 「読書法」
...一つは始めから空間表象を与えられたものと仮定しその上でそれの色々の規定を見出そうとする仕方である...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...これから見出そうとするものにたいする悲しみが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...やがて見出そうとするものにたいして...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...これから見出そうとするものを知っているか?」ジャックリーヌは出発の前日涙を流した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...名香を見出そうとする誘惑に打ち負かされた為...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...父はどんなことにも希望を見出そうとするたちだったのです...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...その新しいものの質の探求や新しさの発生の根源を人類の生活の歴史の流れの只中から見出そうとするような思想の規模との間に...
宮本百合子 「期待と切望」
...私は愚劣なものの中からさえ役に立つものがあれば何か役に立つものを見出そうとする位...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...協団に規定せられる私たちを見出そうとするのである...
柳宗悦 「工藝の道」
...かのあたりに見出そうとする学者さえあったので...
柳田国男 「雪国の春」
...かつて充ちていた何物かを見出そうとする念慮からで...
柳田国男 「雪国の春」
...チェーザレ・ボルヂアに於て最も強健な超人的性格を見出そうとする如き見方は...
和辻哲郎 「鎖国」
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