...そっくりそのままの毒を見出し...
魯迅 井上紅梅訳 「狂人日記」
...ふつとブウローニュの森を歩いてゐるやうな気になつてゐる自分を見出して驚きました...
高田保 「貸家を探す話」
...山吹と一閑張の机との間に何かある生命のようなものを見出して...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...紫色をした液体をたたえたガラスの容器をそこに見出した...
高見順 「いやな感じ」
...そして妙に頼りない宙に浮いたような自分自身を見出し...
豊島与志雄 「田舎者」
...いっそうたやすく急所を刺し得る他の弱点を見出していた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...一片の紙に鉛筆で書かれたつぎの言葉を見出したとき...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...見出し始めたのだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...よしや敵を幾人(いくたり)見出したからと云って捕える訳には行かぬ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...読めもしない西班牙語の新聞の見出しを拾っていた...
野上豊一郎 「闘牛」
...ヘーゲルはそのためにパトス Pathos といふ特色ある概念を見出した...
三木清 「歴史哲學」
...すると伍長は一人々々気に入りの顔を見出しては木の札を渡すのだつた...
宮地嘉六 「ある職工の手記」
...文学が一応常識からは歪んだようなものの正当さ正常さの人間価値を見出して...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...真理をどんな手の中に見出しても歓迎し愛撫する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この朝市で私共が見出して驚いたのは...
柳宗悦 「京都の朝市」
...問 かかる美の目標をいずこに見出したらよいか...
柳宗悦 「工藝の道」
...ただ初めの二頁ばかりを記入してあとは白紙のままの九月分を見出したままであった...
山本禾太郎 「仙人掌の花」
...自己の行くべき目標をその一路に見出して...
吉川英治 「折々の記」
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