...それを見出した(図763)...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...思いがけない機会を見出したことがうれしくもあり...
伊藤野枝 「わがまま」
...日本の雑誌などでもきちんと積んであって一冊一冊の重要記事は一冊一冊に題名を書いた見出しがはさんでありました...
内山完造 「魯迅さん」
...尋ねる赤ちゃんの姿は遂に見出しかねた...
海野十三 「地球盗難」
...*「陸相官邸にて割腹」という大きな見出しの新聞記事がある...
寺田寅彦 「柿の種」
...ひどく憔悴(しょうすい)したような虚子の顔を見出したことも...
寺田寅彦 「高浜さんと私」
...彼が見出した唯一の弟子は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...子規氏が地方からの出吟者で傑出した三人を見出した...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...かつ習慣を飛び超(こ)えた艶(なま)めかしい葛藤(かっとう)でもそこに見出したかった...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...しかし私は愚(おろか)にもこの結婚を有意義ならしめ出来得る限り愛と力とをこの中に見出して行きたいと期待し...
長谷川時雨 「柳原※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子(白蓮)」
...構成されている色のついた点の配置に類似を見出し...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...読書に快楽を見出し得るとすれば...
平田禿木 「趣味としての読書」
...はからずも白々しい空の裾に雲の峰かと見紛ふばかりの丹沢の山脈がゑんゑんと背をうねらせてゐる有様を見出して...
牧野信一 「武者窓日記」
...そして私は多くの弁証法的病人は自然の研究において有効な治療を見出し得るであらうと信じてゐる...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...我々は事實としての歴史と存在としての歴史との間に或る一定の本質的な關係の横たはつてゐることを見出した...
三木清 「歴史哲學」
...国民が意気沮喪して悲哀に陥った時復興の萌(きざ)しを見出して希望を預言する...
矢内原忠雄 「帝大聖書研究会終講の辞」
...今でもその痕跡は見出し得る...
柳田國男 「地名の研究」
...不知哉(いさや)川(昔はいさら川)を行くてに見出したときである...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??