...晴次は何やら見出して...
江見水蔭 「月世界跋渉記」
...お前(まえ)を最初(さいしょ)に見出し...
ロマン・ローラン 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...いわゆる光の国の主都パリーにおいて何を見出したか...
序 豊島与志雄 「ジャン・クリストフ」
...彼女は正当な感動的な台辞回しを見出していった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...喜びや力や慰安を見出した――ほとんど貞節をさえ見出した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...最初のときと同じ彼女を見出した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...自分の行動に一つの目的を見出し決定したいという欲求が...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...岸本省平が焼け跡のけちな耕作地の中に見出したのは...
豊島与志雄 「白蛾」
...その時彼は全く落ち付き払っている自分を見出して...
豊島与志雄 「囚われ」
...当座の必要品だけのがらんとした室に自分を見出して...
豊島与志雄 「反抗」
...将棋盤の弄(もてあそ)ぶ物もあることを見出してきました...
中里介山 「大菩薩峠」
...ファウスタスに関する挿話を見出したから通知する...
牧野信一 「痴酔記」
...わけの解らない、と思ふと、他合もなく解り切つて居るといふやうな夥しい焦燥の余り……もう何らの感情も消え去つたかと疑はれる洞ろな肉体を、彼は見出した...
牧野信一 「白明」
...そしてその第一に見出した地に基いてこれにカナヤマシダの名を付けた...
牧野富太郎 「植物記」
...とにかく父がそこに見出した第一の対策はこうでした...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...朝から夕べまで暇を見出しては描き続けた絵なのである...
柳宗悦 「民藝四十年」
...今彼が新九郎の機微(きび)から見出したものは...
吉川英治 「剣難女難」
...鶏群(けいぐん)の一鶴(いっかく)をすぐ見出したらしく...
吉川英治 「柳生月影抄」
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