...綾(あや)の見事さはなお目立つが...
泉鏡花 「薄紅梅」
...家元は今日の出来栄の見事さを褒めぬいた...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鷺娘」
...その見事さが友人の質素な暮らしぶりとあまりに対照的であったため...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「同一事件」
...素直に伸びた翅(はね)の見事さ...
中島敦 「狼疾記」
...女ながら万兵衛に代って内外を切って廻す腕前の見事さ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...部屋の調度の見事さに平次とガラッ八は驚いたのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それにしても調度の見事さ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...若い娘にしては思ひ切つた見事さです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その節廻しの見事さ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...踊る手振りの見事さは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その扱いかたの見事さに...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...しかし――しかし、一度釣り上げたさえしたら、その鯛の見事さ...
正岡容 「寄席」
...彼の見事さというものは...
宮本百合子 「落ちたままのネジ」
...より快適に生きようとする希望から築きあげてきた成果の見事さについて...
宮本百合子 「現代の主題」
...こういうときの見事さ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...紫金色のむら雲舞い立つその凄じい見事さにあッと愕き仰ぐ幻に似た荘厳幽麗な天上の色...
横光利一 「旅愁」
...あまりの見事さに...
吉川英治 「三国志」
...一寸常識を通り越した見事さだ...
蘭郁二郎 「地図にない島」
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