...見上げるような大書棚(おおしょだな)が...
芥川龍之介 「路上」
...見上げるような高橋が...
海野十三 「ヒルミ夫人の冷蔵鞄」
...その見上げるような...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...そして胸を衝(つ)くような長い石段が――こんな名もない田舎寺には勿体ないような長いじめじめとした石段が見上げるような頭上の山の頂に列(つら)なっていて...
橘外男 「逗子物語」
...見上げるような屋の棟や...
橘外男 「棚田裁判長の怪死」
...見上げるような山ばかりで...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...……そして見上げるようなゴリラの身長は七呎(フィート)三吋(インチ)...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...見上げるような高塀を上って行ったその身の軽いこと...
中里介山 「大菩薩峠」
...右側に見上げるような高さから同じような形の岩壁が何十と重なり合って岩角を畳み合せてるのが...
野上豊一郎 「吹雪のユンクフラウ」
...アンポンタンには見上げるような高い石碑に...
長谷川時雨 「朝散太夫の末裔」
...そこには見上げるような奇巌怪壁が聳えたって二丈あまりの滝が岩にかかり...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...見上げるような高い波が...
久生十蘭 「キャラコさん」
...牛にひかせた見上げるような金ピカの屋台車の下を贅沢な縮緬(ちりめん)の幕で囲って...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...見上げるような滝となって落ち込む威圧的な支流...
細井吉造 「二つの松川」
...見上げるような大浪が押し寄せたが...
武者金吉 「地震なまず」
...見上げるような高い石神の岩が村の近くにありました...
柳田國男 「日本の伝説」
...見上げるような高い樹の幹に...
柳田国男 「山の人生」
...黒い見上げるような影が...
吉川英治 「江戸三国志」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??