...○仕事の場にのぞんで「さあ何かやってみせてください」という顔で演出者を見まもる俳優がいる...
伊丹万作 「演技指導論草案」
...透明壁越(へきご)しに僕をしげしげと見まもるのだった...
海野十三 「海底都市」
...あたりをじつと見まもるまでのことだ...
薄田泣菫 「独楽園」
...じっと少年を見まもる...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「可愛い女」
...レンズの眼は集団の内面を見まもるともいえよう...
中井正一 「絵画の不安」
...アレアレッと驚き見まもる暇もなく...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...たたかう心を見まもるべきであった...
宮本百合子 「『健康会議』創作選評」
...いよいよますます自分自身の恵みにすがること・ますます自分自身にかまけ一そう自分自身を見まもること・が一番だと...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「はてな?」見まもるだけで...
吉川英治 「私本太平記」
...彼を見まもる眼を大きくすえていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...特にそれを見まもるのだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...自分を見まもる汗くさい兵の中に跳び降りた...
吉川英治 「新書太閤記」
...家康も一人一人を見まもるように...
吉川英治 「新書太閤記」
...広いこれからの陣地の戦気を見まもるように...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...彼の尖(とが)った肩や膝ぶしを見まもるのであった...
吉川英治 「親鸞」
...見まもる気になるのだった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...あるいは釈迦の誕生を見まもる女の群れである...
和辻哲郎 「院展遠望」
...恐らくそこには娘の運命を見まもる親の愛が意外に強い権威を持っていたのであろう...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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