例文・使い方一覧でみる「見まもり」の意味
スポンサーリンク...五年前に較（くら）べると全く見違えるほど成人した若奴の大人びた容姿を呆れたように見まもりながら... 
近松秋江 「霜凍る宵」
...生成発育を見まもりながら...
豊島与志雄 「小説・評論集「文学母胎」後記」
...君が面を見まもりき...
永井荷風 「舞姫」
...じっと自分の前ばかり見まもりながら...
堀辰雄 「三つの挿話」
...ムルタを見まもりながら黙って坐していた...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「精」
...私は暫（しばら）くたちどまつてぢいとそれらの顏々を見まもりました...
水野仙子 「冬を迎へようとして」
...アンナ・リヴォーヴナはしばらく頑固に黙っているナースチャの顔を見まもり...
「赤い貨車」
...良心こそ之を見まもりてあることを（キケロ）...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...藤吉は猪之の顔を見まもりながら...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...まじまじと志保の顔を見まもり...
山本周五郎 「菊屋敷」
...いいな」「いいけれども」とさぶは膳をじっと見まもりながら云った...
山本周五郎 「さぶ」
...梅八はじっと天床を見まもりながら話している...
山本周五郎 「新潮記」
...伝四郎は妻の顔をじっと見まもりながら...
山本周五郎 「日本婦道記」
...女は大胆に万三郎を見まもりながら云った...
山本周五郎 「風流太平記」
...独りで甲之助の顔を見まもりながら...
山本周五郎 「めおと蝶」
...正成のくちもとを見まもりあった...
吉川英治 「私本太平記」
...と風雨にうごく十燭の電燈の笠を見まもりながら...
吉川英治 「随筆 新平家」
...姿を見まもり出していた...
吉川英治 「日本名婦伝」
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