...誠に順序といったものは一見ばかばかしい程たやすいもののようでございますが...
上村松園 「昔尊く」
...どこから見たら枯れた木が最も見ばえするか...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...もし大師にして景教中國流行碑の大榜を見ば...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...外見ばかりの伊達(だて)に指さん事...
高山樗牛 「瀧口入道」
...いつも偸(ぬす)み見ばかりをし...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...外見ばかりを安物で飾っている現代の建築物や...
永井荷風 「西瓜」
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長塚節 「長塚節歌集 下」
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仲村渠 「某」
...それから田舎の人達は隙見ばかりしてなかなか入って来ないものだから...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...今汝が射たと似た者を見ば...
南方熊楠 「十二支考」
...父母の意見ばかりで我子の承諾もないのに嫁を決定するのは悪い習慣だ...
村井弦斎 「食道楽」
...逢(あ)ふまでの形見ばかりと見しほどにひたすら袖(そで)の朽ちにけるかな細々(こまごま)しい手紙の内容は省略する...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...見ばえのせぬ吾木香(われもこう)などという香のあるものを霜枯れのころまでもお愛し続けになるような風流をしておいでになるのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「どうしても見ばえのせぬことをするように思われますよ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...一昨年の普魯西(プロシア)年報に載せたるウンドが哲學系といふ評論などを見ば...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...常は見ばえせざりし姫なれど...
森鴎外 「文づかひ」
...花を見ばやの北山行幸(みゆき)だった...
吉川英治 「私本太平記」
...捕虜も見ばえをよくしておかなければいけませんな」と...
吉川英治 「新・水滸伝」
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