...我々をジロジロ見たところから察すると...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...これから先苦しんで働いて見たところでやはり何にも大したこともできないし...
伊藤野枝 「出奔」
...一寸(ちょっと)見たところでは...
海野十三 「ゴールデン・バット事件」
...金属で出来た鎧(よろい)や兜(かぶと)は、見たところ、ずいぶん重そうであったが、身体につけてみると、思いのほか、そう重くはなかった...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...尋ねて見たところ...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...その年寄にお玉の素姓を問合せて見たところが...
江見水蔭 「悪因縁の怨」
...其の一角で少々立ち騒いで見たところで...
大杉栄 「新しき世界の為めの新しき芸術」
...その時三割引いたという餅屋の品を調べて見たところ...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...それでは私の見たところ聞いたところ...
太宰治 「右大臣実朝」
...そのジャン・ゴオテという男は、見たところ、ちっとも危険な犯罪者らしくなかった...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「無駄骨」
...またいくらもだえて見たところで徒勞だといふのだつた...
田山花袋 「道綱の母」
...ともかくも見たところあまり先端的でない...
寺田寅彦 「時事雑感」
...僕の見たところでも...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「赤毛連盟」
...年はちょっと見たところ二十五...
永井荷風 「ひかげの花」
...いつか行ったとき何心なく下駄ばきで上って行って見たところ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...わざと気取って見たところでお前さんが笑うだけだ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...人がつい先頃我々の宮様*のお一人の御身の上に見たところにくらべることができよう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...どんなにして見たところで...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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