...アヒルの子がまだ見たこともないような...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「みにくいアヒルの子」
...その洋服は今まで見たこともないような奇異な裁(た)ち方をしてあった...
梅崎春生 「風宴」
...我々のかつて見たこともないような文字……言わばアルファベットに亜剌比亜(アラビヤ)文字の装飾を付けたと言ったような字を書いているのであった...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...それよりも青年が今までに見たこともないような...
橘外男 「棚田裁判長の怪死」
...これまで遂(つい)ぞ見たこともないようなお盛装(めかし)をしていた...
徳田秋声 「あらくれ」
...見たこともないような難しい漢字がいっぱいあるのに度胆を抜かれて...
中谷宇吉郎 「露伴先生と科学」
...平次はまだ見たこともないような気がするのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「気違いじみていて見たこともないような靄...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...これまで見本を見たこともないような貨幣もあった...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...見たこともないような杖だったねえ!』とエピミーシウスは叫びました...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...フィリーモンが今までに見たこともないような...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...見たこともないような大きな鏡ばかりの衣裳戸棚(いしょうとだな)...
堀辰雄 「旅の絵」
...おまけに生前に見たこともないような人達と一しょになって...
堀辰雄 「花を持てる女」
...まだ見たこともないような怪奇な庭が横(よこた)わっていた...
堀辰雄 「三つの挿話」
...二人のまだ見たこともないような大きな入道雲が浮び出していた...
堀辰雄 「幼年時代」
...一生見たこともないような大金をさしあげます...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...それが見たこともないような恰好(かっこう)のものや...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...手毬歌には見たこともないような遠くの土地を歌ったものがある...
柳田国男 「母の手毬歌」
便利!手書き漢字入力検索