例文・使い方一覧でみる「人なつっこい」の意味
スポンサーリンク...孤独に親しみやすいくせにどこか殉情的で人なつっこい私の心は... 
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...どこかさぐり寄るような人なつっこいところも持っている...
有島武郎 「星座」
...最も人なつっこい顔とを持っており...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...ノロちゃんは人なつっこい子ですから...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...先生の坐っていたすぐ横にいた子」人なつっこい声でそう言って...
高見順 「如何なる星の下に」
...（猫みたいに人なつっこい……そんな感じだな）その波子が...
高見順 「いやな感じ」
...人なつっこい笑顔で河野を迎えた...
豊島与志雄 「好意」
...あの独特なへんに人なつっこい若々しい笑みは底に潜んでいた...
豊島与志雄 「十一谷義三郎を語る」
...人なつっこい淋しがりやが多いものだ...
豊島与志雄 「傍人の言」
...男は頬骨の張った赤黒い顔に――僕はその時初めて彼の顔を見たのであるが――人なつっこい和らぎを浮べて...
豊島与志雄 「道連」
...アアミンガアドは人なつっこい子でしたが...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...とても人なつっこいのですけれど...
林芙美子 「お父さん」
...私は人なつっこい笑顔で...
林芙美子 「新版 放浪記」
...人なつっこい少年だった...
久生十蘭 「あなたも私も」
...こんなに人なつっこいのもないだろう...
山本周五郎 「風流太平記」
...明るい人なつっこい性質である...
山本周五郎 「柳橋物語」
...あの頃の明るい人なつっこいおもんがそのまま感じられるようになった...
山本周五郎 「柳橋物語」
...何ともいえず人なつっこい...
夢野久作 「近眼芸妓と迷宮事件」
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