...見ず知らずのお前さんなんぞに...
芥川龍之介 「アグニの神」
...お前には見ず知らずの他人より以上のことはできないのか?ノラ (旅行鞄を取りながら)それは...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...お前等とおれとは見ず知らずの他人も同樣だぞ――從つて...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...見ず知らずの癖に...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...というのは全くの見ず知らずではなかったからだ...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「むかでの跫音」
...「人もあらうに見ず知らずの僕にまで知らせるなんて...
薄田泣菫 「茶話」
...漸(やつ)と日暮前にへとへとに疲れた体を見ず知らずの町に投(ほ)り出された...
薄田泣菫 「茶話」
...見ず知らずの将校が十九人も乗り込んで来たのでは...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...街で行き違う見ず知らずの女の心と同じように...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「黄色な顔」
...見ず知らずの多勢の席へ滅多(めった)に首を出した事はない...
夏目漱石 「坑夫」
...見ず知らずの乞食に銭を投与し...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...紹介状もない見ず知らずの者...
三浦環 「お蝶夫人」
...見ず知らずの通行人の註文をとる方がましではなからうか...
宮地嘉六 「老残」
...この見ず知らずの友は...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...いくら見ず知らずの人間だからって...
山本周五郎 「七日七夜」
...いくら見ず知らずじゃというて...
吉川英治 「江戸三国志」
...しばらく体を貸して下さらぬか」「見ず知らずのお前さんに...
吉川英治 「剣難女難」
...あなたは見ず知らずというが...
吉川英治 「新・水滸伝」
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