...見ず知らずの他人からは...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...何の恨(うら)みもない見ず知らずの人間を...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...見ず知らずの人であったとしても...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「むかでの跫音」
...見ず知らずの何のかかわりもない新店の...
辰野九紫 「青バスの女」
...彼はこの安藤と云う見ず知らずの人間のために...
谷崎潤一郎 「途上」
...私の部屋に見ず知らずの人間が這入って来ると云うことは...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「入院患者」
...こうして……見ず知らずのあなた様のために...
中里介山 「大菩薩峠」
...見ず知らずの多勢の席へ滅多(めった)に首を出した事はない...
夏目漱石 「坑夫」
...見ず知らずの人のために眉(まゆ)をひそめたり...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...見ず知らずと仰(おっ)しゃっても...
野村胡堂 「江戸の火術」
...あなたは見ず知らずの方じゃ...
野村胡堂 「古銭の謎」
...見ず知らずの山野を踏みわけて...
本庄陸男 「石狩川」
...見ず知らずの処へお光とたつた二人で行つてゐるんぢやア! せめて稀には僕でも行ツてやらなければ……」彼は...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...……見ず知らずの讀者に向つてさへ...
正宗白鳥 「母と子」
...見ず知らずの男を尾行しようという気を起したのは自分でも不思議であったと林は語った...
松本泰 「P丘の殺人事件」
...もうその見ず知らずの鳥捕りのために...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...もうその見ず知らずの鳥捕(とりと)りのために...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...見ず知らずの旅人や...
横瀬夜雨 「天狗塚」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??