...見ず知らずの他人からは...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...見ず知らずの癖に...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...見ず知らずの人からたんと手紙が来る...
薄田泣菫 「茶話」
...偶(たま)に見ず知らずの人から小包で送つて来る絖やら画箋紙やらは...
薄田泣菫 「茶話」
...見ず知らずの泥棒だつたかも知れず...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...政吉 (立ち塞がるともなく立塞がり)見ず知らずの変な奴だとお思いでしょうが...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...見ず知らずのあなたに...
久生十蘭 「キャラコさん」
...見ず知らずの人に取巻かれてチヤフヤ云われて...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...……見ず知らずの讀者に向つてさへ...
正宗白鳥 「母と子」
...紹介状もない見ず知らずの者...
三浦環 「お蝶夫人」
...往来を通る見ず知らずの馬車の上の人や車の上の人におじぎをして...
水上滝太郎 「大人の眼と子供の眼」
...もうその見ず知らずの鳥捕りのために...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...見ず知らずのあんた様から...
三好十郎 「斬られの仙太」
...とにかく大多数の江戸人が見ず知らずの赤の他人である中に...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...見ず知らずの箒売の前に鉢巻を取って平あやまりに謝罪(あやま)った...
夢野久作 「近世快人伝」
...見ず知らずの赤の他人同志のまま...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...「見ず知らずの此方に...
吉川英治 「剣難女難」
...しばらく体を貸して下さらぬか」「見ず知らずのお前さんに...
吉川英治 「剣難女難」
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