...細部を見きわめるには...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...攻勢防禦だ」と人数の少い方の通路を見きわめると...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...その正体を見きわめることです...
海野十三 「時計屋敷の秘密」
...だれもその本姓を見きわめることはできなかった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「嬰寧」
...源吉がそうして一心になって傍見(わきみ)もしないのを見きわめると...
田中貢太郎 「放生津物語」
...私の上に影響したであろう反応を見きわめるために...
谷譲次 「踊る地平線」
...それともただの『二ルーブル』であるかを見きわめるためだったかもしれない...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...暗黙のうちに理解し見きわめる遠大な見解...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そうして事件の真相を十分に見きわめるまでは突然の正覚をひとにさとらせぬほうがいいというところへ到達したのでしょう...
久生十蘭 「ハムレット」
...すさまじく変って来るのを見きわめると...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...それはどこにどんなに行われているかということを見きわめる力が求められて来ているのである...
宮本百合子 「幸福の感覚」
...作家として自分の内部的なもののありようを見きわめるという意味で...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一本気の熱情だけは人一倍に激しい十九歳の女が心から人を尊敬するのにその人を愛さないでいられようか?尊敬と愛とを別々に切り離してそれぞれハッキリ見きわめることが出来ようか?研究会の会員や劇団の人たちが私のことを「山田先生の親衛隊」とからかっても私はまじめに心の中で山田先生にマサカの事がある時は身をタテにして先生を守る気になっていたその事で一度...
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」
...この眼でたしかに見きわめることができたのは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(c)また勝負の運を見きわめるために...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...見きわめるほうがいいだろう...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...見きわめるだけの目と判断とを自ら養うように心がけなければならない...
柳田国男 「母の手毬歌」
...我々はただ現在の運命を如実に見きわめることによって(すでに起こった事に対する謙虚な忍従によって)...
和辻哲郎 「停車場で感じたこと」
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