...見かけは粗野であるにもかかわらず...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「駅馬車」
...見かけは何んでもないのだ! 見る間にその赤い点は鉛色の輪で隈取られてくる...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...ちょっと見かけはいいが...
海野十三 「少年探偵長」
...見かけは簡単な詰らないものである...
海野十三 「人体解剖を看るの記」
...見かけはなるほど動いているが...
海野十三 「深夜の市長」
...この事件は見かけは簡単の様だけれど...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...「怪しい女子(おなご)を見かけはしなかったろうか」「怪しい女子と」と...
田中貢太郎 「女賊記」
...見かけはいかにも不細工で粗野だが...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...見かけは鬼のようであって...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの内儀は見かけは華奢(きやしや)だが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...見かけはひどくロマネスクだが...
久生十蘭 「だいこん」
...見かけは滑稽(こっけい)なやつだけど...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...見かけはかなり傷(いた)んでいたけれど...
堀辰雄 「楡の家」
...見かけはオクスフォード出かケンブリッジ出の弁護士といった面持(おもも)ちで...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...おそらく見かけはわるいが実行するには最も確実で便利なのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...見かけはありふれた田舎食堂のような店だったが...
山本周五郎 「青べか物語」
...胴もお見かけはまことに結構に出来ておりますが...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...見かけは立派な精神病院...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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