...B じゃあその着ると姿の見えなくなるマントルを取ってくれ給え...
芥川龍之介 「青年と死」
...見えなくなることがあったとしても足跡は見えなくならんでしょう...
海野十三 「崩れる鬼影」
...見えなくなるのだった...
海野十三 「十八時の音楽浴」
...その簔を着ると自分の姿が他人には見えなくなる...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...涙で見えなくなるまで眺めていた...
太宰治 「正義と微笑」
...だんだん遠ざかっていく黒いうしろ姿が村はずれの藪(やぶ)のかげにかくれて見えなくなると...
壺井栄 「大根の葉」
...扉(ドア)の外に見えなくなるや否や...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...三輪の萬七とお倉の姿が見えなくなると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...かき消すように見えなくなるのは容易なことではありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...勇太郎の姿が見えなくなると直ぐ染吉のところへ姿を現はし...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その後姿が見えなくなると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...路地の角をまがって見えなくなると...
久生十蘭 「金狼」
...私は彼の家が見えなくなると直樣(すぐさま)...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
... そういえば 見えなくなるまでに 2回 あなぐまトミーは ひと休みしたとの話で...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter 大久保ゆう やく 「きつねめさんのはなし」
...町角に消えるまで立ち尽したがそれも見えなくなるとにわかに取り残された悲しさに胸が迫って来て思わず涙が浮んで来た...
水上滝太郎 「山の手の子」
...全(まった)く見えなくなると...
宮沢賢治 「イギリス海岸」
...……俊子 なあに、お父さん? ……(義一それには答えず、ゲタを突っかけてスタスタと左手の傾斜をのぼって行き、見えなくなる...
三好十郎 「その人を知らず」
...物は見えなくなる...
柳宗悦 「民藝四十年」
便利!手書き漢字入力検索