...御胸の先の白刃も見えないように...
芥川龍之介 「邪宗門」
...光に背いて暗らくはあったけれどもその顔には格別不快らしい色は見えないようにみえた...
有島武郎 「星座」
...からだが見えないようにしていましたから...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「旅の仲間」
...ほかのばらの花をみんな見えないように...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...師範生中には最早一人の結髪者も見えないようになった...
伊波普猷 「私の子供時分」
...視界は五十メートル先がもう見えないようになりました...
海野十三 「怪塔王」
...わなと見えないように...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...少しも皮膚が見えないように...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...向うからは見えないようになっている...
高見順 「いやな感じ」
...借金取りの顔が見えないように...
太宰治 「新釈諸国噺」
...私の窓から見えないようにするつもりらしいんです...
豊島与志雄 「香奠」
...動かした跡が少しも見えないようにした...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...目は昔ほどよく見えないようになっていました...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...往来から見えないようにしてあるので...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...一寸では見えないように刺し込んである針が五本...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...もののかたちも見えないようになった...
久生十蘭 「ひどい煙」
...外から見えないように気をつかっていた...
柳田国男 「故郷七十年」
...お互いの顔が見えないようになってしまいました...
夢野久作 「少女地獄」
便利!手書き漢字入力検索