...もうすぐお寺のお祭りで、西行きっと来るわ...
...西行は平安時代の歌人で、数々の歌を残しました...
...あの書店には、西行に関する本がたくさんあるよ...
...西行は修行僧として、京都を出て島津山に向かったと言われている...
...最近、西行の歌を覚えようとしているんだ...
...何(なん)でも蓮(はす)の画と不二見西行(ふじみさいぎやう)の画とがあつた...
芥川龍之介 「本の事」
...西行背負(さいぎょうじょい)に胸で結んで...
泉鏡花 「歌行燈」
...西行法師なら歌をよみかける処だが...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...東京美術展覧会に昔出品された〈西行法師〉の図は墨絵の考案になったもので応挙を遥かに越えたものだと今でも浮かんで出て来ます……...
上村松園 「栖鳳先生を憶う」
...もっぱら作者自身のけちな日常生活からのみ推して加藤清正や小西行長を書くのだろうから...
太宰治 「鉄面皮」
...どうかすると西行や芭蕉のあとに...
中里介山 「大菩薩峠」
...ところもところでございましょう、時も時でございましょう、旅に慣れた身の上、むしろ旅を生涯とする私の身とは覚っておりますけれども、やはり雪の降る日には寒いと感じますことは、皆様も、西行法師も、私も、変ることはございません――里でたずねられました時、白骨まで参ります、と答えましたところが、里の人がわたくしを拝みました...
中里介山 「大菩薩峠」
...徳川の運命と同じく、切支丹の運命にとつて致命的であつた関ヶ原の決戦が済み、切支丹の最も有力な擁護者であつた石田三成、小西行長、黒田孝高等が滅び失せて後は元和八年の五十五人虐殺を筆頭に露骨に切支丹迫害が始められた...
長與善郎 「青銅の基督」
...西行の歌やユーゴーの小説やが...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...西行(さいぎやう)の歌(うた)と令孃(ひめ)の姿(すがた)と入(い)り亂(み)だれて眼(め)の前(まへ)を離(はな)れぬに...
樋口一葉 「曉月夜」
...派手なゴルフ服に黒の風呂敷包みを西行背負(じょ)いにし...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...竹内市兵衛の子吉兵衛は小西行長に仕えて...
森鴎外 「阿部一族」
...西行法師というのは間違いだろうと思いますが...
柳田國男 「日本の伝説」
...これは平家古写経の研究家田中親美氏なども観ておられて確かな西行の筆蹟だそうであるが...
吉川英治 「随筆 新平家」
...おそらく秋成は西行と同じように...
吉川英治 「随筆 新平家」
...西行の白峯紀行から出たものであることもまた...
吉川英治 「随筆 新平家」
...殊に小西行長の領地肥後では数多くの新設を見たのであったが...
和辻哲郎 「鎖国」
...それによって徳川の覇権が確立するとともに、小西行長、小早川秀秋などのキリシタン大名が亡んだ...
和辻哲郎 「鎖国」
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