...もうすぐお寺のお祭りで、西行きっと来るわ...
...西行は平安時代の歌人で、数々の歌を残しました...
...あの書店には、西行に関する本がたくさんあるよ...
...西行は修行僧として、京都を出て島津山に向かったと言われている...
...最近、西行の歌を覚えようとしているんだ...
...」倭将の一人――小西行長はずっと平壌(へいじょう)の大同館(だいどうかん)に妓生(ぎせい)桂月香(けいげつこう)を寵愛(ちょうあい)していた...
芥川龍之介 「金将軍」
...東京美術展覧会に昔出品された〈西行法師〉の図は墨絵の考案になったもので応挙を遥かに越えたものだと今でも浮かんで出て来ます……...
上村松園 「栖鳳先生を憶う」
...お茶盗人(ぬすと)9・10(夕)京都の真葛(まくづ)ヶ原(はら)西行庵に小文(こぶん)さんといふ風流人がゐる...
薄田泣菫 「茶話」
...前に言ったように西行越(さいぎょうご)え...
中里介山 「大菩薩峠」
...どうかすると西行や芭蕉のあとに...
中里介山 「大菩薩峠」
...もう田舎廻(いなかまわ)りの彫物師の西行をしても食っていけるぞい...
中里介山 「大菩薩峠」
...同じ早稲田の先輩で西行法師の研究家として知られてゐた梅沢和軒(わけん)氏のことだ...
野口雨情 「札幌時代の石川啄木」
...船頭歌 降ろが照ろうが、風吹くままよ、東行こうと、西行こと...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...西行(さいぎやう)の歌(うた)と令孃(ひめ)の姿(すがた)と入(い)り亂(み)だれて眼(め)の前(まへ)を離(はな)れぬに...
樋口一葉 「曉月夜」
...庵を並べんといふが如き斬新にして趣味ある趣向は西行ならでは得言はざるべく特に「冬の」と置きたるも亦尋常歌よみの手段にあらずと存候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...「人称今西公」とは当時の似雲を以て古(いにしへ)の西行に比したのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...西行(さいぎょう)とか宗祇(そうぎ)とかいう旅の歌人が...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...西行法師という風外の歌法師がいたが...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...後の西行法師)――などみな鳥羽院北面の武者...
吉川英治 「随筆 新平家」
...僧文覚は、ひたぶるに、那智の修業や、諸山を経て、時に都を歩き、彼一流の発願をいだきながらも、昔の同僚、清盛の大きな擡頭に、一べつの白眼と批判をつねに抱いているし、歌法師の西行は、白雲のまま、流水のまま、弟子西住と別れて、みちのくの旅から、この秋、都へ出ていました...
吉川英治 「随筆 新平家」
...西行自身が書いた「撰集抄」とか「山家集」などの紀行や歌文があるので...
吉川英治 「随筆 新平家」
...西行にやりこめさせている...
吉川英治 「随筆 新平家」
...特に小西行長の喪失はキリスト教にとって大きい打撃であった...
和辻哲郎 「鎖国」
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