例文・使い方一覧でみる「襞」の意味


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...僕の脳髄(なうずゐ)の(ひだ)ごとに虱(しらみ)がたかつてゐるやうな気がして来るのです...   僕の脳髄の襞ごとに虱がたかつてゐるやうな気がして来るのですの読み方
芥川龍之介 「囈語」

...我が今友に對して展(の)べ開くことを敢てせざる心の(ひだ)はこれ一つのみなりき...   我が今友に對して展べ開くことを敢てせざる心の襞はこれ一つのみなりきの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...その下に緑色のドレスがふっくらした績目(ひだめ)をつくって...   その下に緑色のドレスがふっくらした襞績目をつくっての読み方
海野十三 「深夜の市長」

...その(ひだ)の中腹にこの道路(みち)の延長があるのか...   その襞の中腹にこの道路の延長があるのかの読み方
大阪圭吉 「白妖」

...生水・ENOの果実塩・亜米利加(アメリカ)産肉豆(にくずく)・芽玉菜(めたまな)だけの食養生を厳守することによって辛うじて絵具付(ペインテド)シフォンの(ひだ)着物を着れる程度に肥満を食いとめている...   生水・ENOの果実塩・亜米利加産肉豆・芽玉菜だけの食養生を厳守することによって辛うじて絵具付シフォンの襞着物を着れる程度に肥満を食いとめているの読み方
谷譲次 「踊る地平線」

...彼の眼の前二三尺の所に堆(うずだか)い(ひだ)を盛り上げて重々しくひろがっていた裲襠(うちかけ)の裾(すそ)が...   彼の眼の前二三尺の所に堆い襞を盛り上げて重々しくひろがっていた裲襠の裾がの読み方
谷崎潤一郎 「武州公秘話」

...又一所にかたまつて遠くの山(やまひだ)にうすく匍ひ上る青い一条の煙(それは炭焼の煙だつた)に驚きの眼を見はつた...   又一所にかたまつて遠くの山襞にうすく匍ひ上る青い一条の煙に驚きの眼を見はつたの読み方
田畑修一郎 「医師高間房一氏」

...縦に深く(ひだ)のはいったのがある...   縦に深く襞のはいったのがあるの読み方
寺田寅彦 「自然界の縞模様」

...岩石に関してはまだ皺(しゅうへき)や裂罅(れっか)の週期性が重要な問題になるが...   岩石に関してはまだ皺襞や裂罅の週期性が重要な問題になるがの読み方
寺田寅彦 「自然界の縞模様」

...あらゆる(ひだ)で抱きしめる...   あらゆる襞で抱きしめるの読み方
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」

...裳(も)の(ひだ)が高くまくられているので...   裳の襞が高くまくられているのでの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...恐らくは前世紀末に宣教師や尼さんが伝えたに違いない・旧式の・すこぶる(ひだ)の多いスカートの長い・贅沢(ぜいたく)な洋装である...   恐らくは前世紀末に宣教師や尼さんが伝えたに違いない・旧式の・すこぶる襞の多いスカートの長い・贅沢な洋装であるの読み方
中島敦 「環礁」

...もない亜麻の敷布が繋がれて...   襞もない亜麻の敷布が繋がれての読み方
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」

...外套のからは焦げ臭い匂ひが立つ程だ...   外套の襞からは焦げ臭い匂ひが立つ程だの読み方
堀辰雄 「ゲエテの「冬のハルツに旅す」」

...前と背ろにが取ってあって...   前と背ろに襞が取ってあっての読み方
牧逸馬 「土から手が」

...小高など区別してのある糊入の紙を聯想するが...   小高など区別して襞のある糊入の紙を聯想するがの読み方
柳宗悦 「和紙十年」

...(ひだ)のある桃色の裳袴(もばかま)には銀モールの縁繍(ふちぬ)いが取ってあり...   襞のある桃色の裳袴には銀モールの縁繍いが取ってありの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...京都の西北の郊外を囲っている山々の(ひだ)をなしている残雪だった...   京都の西北の郊外を囲っている山々の襞をなしている残雪だったの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「襞」の読みかた

「襞」の書き方・書き順

いろんなフォントで「襞」

「襞」の英語の意味

「なんとか襞」の一覧  


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