...「襖障子を開けて風を入れる...
...「襖障子の向こうには素敵な庭が見える...
...「襖障子にホコリが付いているから掃除しよう...
...「襖障子を新しく取り換えたら部屋が明るくなった...
...「襖障子の色合いが和風の雰囲気を出している...
...じっと襖障子(ふすましょうじ)を見つめている...
芥川龍之介 「忠義」
...襖障子諸財一切の始末を...
伊藤左千夫 「水害雜録」
...五人の話声は忽ち座敷の襖障子をひびき震わせるばかりになった...
大鹿卓 「金山※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28]話」
...何でも襖障子(ふすましやうじ)一面に葦と雁(かり)とを描(か)き...
薄田泣菫 「茶話」
...台所の水の音から襖障子の明けたてされる音まで...
永井壮吉 「人妻」
...やたらにあとからあとからひっきりなしに詰めかけてきてはたちまちどこの寄席でも襖障子を取り払ってしまい...
正岡容 「小説 圓朝」
...そのたびごとに机に蹴つまずき、湯沸しをひっくり返し、対立(ついたて)を押し倒し、襖障子を破り、また机に蹴つまずきといったぐあいで、どこへいっても「わっ」とか「あ大変」とか「ひやっ」などという奇声をあげさせた...
山本周五郎 「思い違い物語」
...襖障子を蹴破って入りこんできたためであった...
吉川英治 「剣難女難」
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