...内証で褒めてやりたかつた...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...過分の御褒美は勿論(もちろん)の事...
江見水蔭 「備前天一坊」
...其名譽を受けた者は世間から非常に褒められると云ふやうなことで...
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...その褒賞の思い出を彼の心から消すことはできなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...」とわたしがいいますと、妻は「賞牌じゃありません、褒状です...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...毀誉褒貶(きよほうへん)の外に立つべき所作であります...
夏目漱石 「創作家の態度」
...するとアグーの太守がわしは勝ち手にとらせる褒美(ほうび)を受持とうと十万枚の黄金を加える...
夏目漱石 「幻影の盾」
...少しは褒めてやつて下さいよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そこまで気が付けば大したものだ」「褒(ほ)めちゃいけません」「ところで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...駄目」「神も貴方のその考えにご褒美を下さるでしょうが...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...同塾生褒賞試文(ほうしょうしぶん)披露の節...
福沢諭吉 「慶応義塾学生諸氏に告ぐ」
...「澤山褒められもし...
堀辰雄 「手紙」
...しかれども褒(ほ)むべからざるに褒め叱るべからざるに叱るが如きはその害甚(はなは)だし...
正岡子規 「病牀譫語」
...私たちが褒められないことの意義と...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...お登和はその褒詞(ほうし)食物にありと信じ「それは貴君(あなた)が下宿屋でなさる事も出来ます...
村井弦斎 「食道楽」
...腕前は褒(ほ)められるが仕官のはなしは纒(まと)まらない...
山本周五郎 「雨あがる」
...杢助は領主の前に呼ばれて褒美を賜わった...
山本周五郎 「似而非物語」
...褒美(ほうび)の一笑(いっしょう)にありつこうとしたところで...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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