...巧(うま)く言ひ当てた人にはこの果物を褒美として差しあげませう...
薄田泣菫 「茶話」
...千代女でかした! とはじめて褒められたそうじゃないか...
太宰治 「千代女」
...ピータア・クラチット君を口を極めて褒めそやした...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...褒賞授与の日川端玉章(かわばたぎょくしょう)手づからこれを南岳に与へしに...
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
...同じ新聞雑誌がこの同じ人を恐ろしく褒(ほ)め立てることがある...
新渡戸稲造 「自警録」
...褒めてつかはすぜ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「御褒美(ごほうび)のかわりにお酒が飲みたい」といって...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
...パリイの警察は敏活だと世間で褒められてゐるが...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...それゆえイトコ同士の結婚などはあまり褒(ほ)むべきものではなく...
牧野富太郎 「植物知識」
...虎を殺した者を褒(ほ)むるは虎棲む国の常法だ...
南方熊楠 「十二支考」
...〈王褒(おうほう)曰く...
南方熊楠 「十二支考」
...それを褒(ほ)むべき行為にしてゐた...
森鴎外 「大塩平八郎」
...人の神童なりなど褒(ほ)むるが嬉(うれ)しさに怠らず学びし時より...
森鴎外 「舞姫」
...石仏氏がなぜ急に褒められだしたか...
山本周五郎 「思い違い物語」
...みんなを自慢し、褒めながら、自分をけなしつけ、卑しめ、ついでに喜助のこともやっつけた...
山本周五郎 「ちゃん」
...御褒美のお沙汰あろうぞ」「ありがとうぞんじまする」安政と新六とは...
吉川英治 「新書太閤記」
...その悉(ことごと)くへ褒美あるであろう...
吉川英治 「新書太閤記」
...山のような懸賞(かけもの)の褒美(ほうび)は...
吉川英治 「新・水滸伝」
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