...有名な岩見先生に褒められているので...
太宰治 「千代女」
...かね/″\申触れ候ことなれば敷島の道を嗜(たしな)む者共いでや秀歌をうたひ出して褒美(ほうび)に預からんものと存候事に候...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...遊んで褒美(ほうび)はもれえやがる...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...褒貶の意のある処をそれぞれ説いてあるから...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...殿様からはたくさんの褒美(ほうび)を下された...
中里介山 「大菩薩峠」
...土岐様を褒めてばかりいらっしゃるんですもの」桂は草花を摘んで...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...いつも褒めてゐる人がなかつたか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...遠縁の多見治――あの親分が褒めてゐる――あの男へ義理を立ててゐるんですつて」「はて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...土地の物を褒められると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...親分」「誰もお前を褒めてはしないよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...うまいと褒(ほ)められて今宵(こよひ)も一廻りと生意気は七つ八つよりつのりて...
樋口一葉 「たけくらべ」
...わたくしをお褒めになるためではございますまい」と言って...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...歴史的に貫之を褒(ほ)めるならば生も強(あなが)ち反対にては無之候へども...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...後代手本たるべしとて褒美(ほうび)に「かげろふいさむ花の糸口」という脇(わき)して送られたり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...それは必ずしも褒めたことぢやないでせう...
正宗白鳥 「昔の西片町の人」
...人の神童なりなど褒むるが嬉しさに怠らず學びし時より...
森鴎外 「舞姫」
...王様から沢山の御褒美を下さるし...
夢野久作 「白髪小僧」
...その功労で褒賞された大金と...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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