...いろいろ御褒美(ごほうび)を頂いています...
芥川龍之介 「犬と笛」
...団十郎が人に褒められても「役者にしては意外な人物だよ...
内田魯庵 「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」
...その国生まれの歌鳥の調べとともに褒めそやされている...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...私共にやらされてもこう器用には出来ません」といって褒めています...
高村光雲 「佐竹の原へ大仏をこしらえたはなし」
...「お褒(ほ)めにあずかって...
太宰治 「新ハムレット」
...一閑斎も「今日(こんにち)の働き神妙に候」と云ってその武勇を褒(ほ)めそやしたが...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...かね/″\申触れ候ことなれば敷島の道を嗜(たしな)む者共いでや秀歌をうたひ出して褒美(ほうび)に預からんものと存候事に候...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...褒(ほ)められて子路は変な気がした...
中島敦 「弟子」
...始終褒(ほ)められたさうだ...
夏目漱石 「それから」
...化物(ばけもの)ではいらつしやらないよと鼻(はな)の先(さき)で言(い)つて分(わか)つた人(ひと)に御褒賞(ごほうび)たと懷中(ふところ)から紙入(かみい)れを出(いだ)せば...
樋口一葉 「にごりえ」
...褒めてとらすぞ」春の海のような喜色を満面にたたえ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...先生にとつては一等有難い御褒美なのでございますもの...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...それゆえイトコ同士の結婚などはあまり褒(ほ)むべきものではなく...
牧野富太郎 「植物知識」
...きっと日本で一流の音楽家になれます」と褒めて下さいました...
三浦環 「お蝶夫人」
...それを質素でよいと褒(ほ)めた...
宮本百合子 「毛の指環」
...礼を述べるとすぐに伊兵衛の手腕を褒めだした...
山本周五郎 「雨あがる」
...雨がふったら御褒美(ごほうび)をやるぞ」「僕はいりませんから...
夢野久作 「雨ふり坊主」
...「おうといえば褒美(ほうび)にこれ...
吉川英治 「神州天馬侠」
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