例文・使い方一覧でみる「褌」の意味
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エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...突然（いきなり）褌（ふんどし）のなりで...
泉鏡花 「婦系図」
...赤褌襠（あかふどし）着けたる臀（いしき）...
泉鏡花 「凱旋祭」
...ここにその弟、兄のいへる如、つぶさにその母に白ししかば、すなはちその母、ふぢ葛（かづら）七を取りて、一夜の間（ほど）に、衣（きぬ）、褌（はかま）、また襪（したぐつ）八、沓（くつ）を織り縫ひ、また弓矢を作りて、その衣褌等を服しめ、その弓矢を取らしめて、その孃子の家に遣りしかば、その衣服も弓矢も悉に藤の花になりき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...皆攻め苦しめられたので屎（くそ）が出て褌（はかま）にかかりました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...一夜のほどに衣（ころも）・褌（はかま）・襪（くつした）・沓（くつ）まで織り縫い...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...これは他人（ひと）の褌（ふんどし）で相撲をとる計画ではあるが...
中谷宇吉郎 「アラスカの氷河」
...犢鼻褌（ふんどし）が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...絹の褌（ふんどし）もあるわけぢやねえ」「よし／＼...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...絹の褌（ふんどし）もあるわけじゃねえ」「よしよし...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...褌（ふんどし）をしめ直して来い八」「でも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...赤い褌（ふんどし）をした岡崎屋三十郎の...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...自分の居間では褌（ふんどし）一枚にならなかったと言えるか...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...私は褌担ぎでその取組みは甚だ面白く真に対抗し甲斐があるので大いにヤルべしという事になり...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...またこの夜四辻にきたなき犢鼻褌（ふんどし）...
正岡子規 「墨汁一滴」
...犢鼻褌の類（たぐい）を捨つるは厄年の男女その厄を脱ぎ落すの意とかや...
正岡子規 「墨汁一滴」
...黒革の褌（ふんどし）したる奴隷そなたの命を待つ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...いつかニュース映画で兵隊が褌一ツで川を渡るのがありましたね...
山中貞雄 「陣中日誌（遺稿）」
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