...ほのかな裾風を起してふわりと坐ったのです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...裾風(すそかぜ)一つ立てないたしなみです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...裾風(すそかぜ)一つ立てるやうな不たしなみな立居はしません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...裾風一つ立てるような不たしなみな立居はしません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...歩くと芳芬(はうふん)として裾風(すそかぜ)が匂ふのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...二階の最前の部屋へ入ってペタンと坐り、傍らへ手燭を置いたとたん、裾風でだろうか、音もなく灯は消えてしまった...
正岡容 「小説 圓朝」
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