...ドレスの「裾綿」が長いと転倒の危険がある...
...彼女は「裾綿」を切り詰めてスカートを短くした...
...「裾綿」を縫うのが苦手で、いつもおばあちゃんに手伝ってもらっている...
...スーツの「裾綿」がはがれてしまったので、修理に出すことにした...
...パンツの「裾綿」がほつれてきたので、裁縫道具で補修することにした...
...一寸(いっすん)ばかり裾綿が覗きだしているのだった...
豊島与志雄 「立枯れ」
...吹きっさらしの監獄部屋のあるこのツアー国家に顔中うみ汁と吹き出ものだらけの赤ん坊が生まれた!これが資本家どもの政変と陰謀的祝賀と僕らの次の餅のエピソードとの起源となったのだ―――八人に一人づゝ囚人労働の短縮を申しわたされ「祝」と書いた餅が僕らに二つづゝ配られた裾綿のちぎれた赤い筒袖を羽織りながら...
槇村浩 「餅の歌」
...眉までかぶって裾綿(すそわた)のはみ出している着物に...
吉川英治 「江戸三国志」
...性(しょう)のぬけた安縮緬(やすちりめん)の裾綿という姿です...
吉川英治 「江戸三国志」
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